,011年 正月11日(火)  鏡開き、稽古始め
 空手道本部道場では稽古始め、鏡開きと行われた。
 先ず館長に因る神事が行われ、鏡開きの意について説明された。武道では刃物で切るのは切腹を思い起こさせるので手刀で割り、「切る」「割る」という言葉を避けて「開く」という言葉を使用するのが本当で、鏡は年神様の事であるから感謝をし、米を作ってくれた百姓に感謝をし、作ってくれた方に感謝をし割った餅を食べさせて貰う作法を習った。
 歴史的には江戸時代の3代将軍が亡くなった日と同じに成るから11日に成ったとされて居る。
 鏡餅は堅くて簡単に開く物では無かった。皹が入る程度で後は手に青痣が出来た。館長曰く、鏡開きで怪我をしても次の日にはひびかないと言われた。次の日になり、不思議に痛みもなく、青痣も消え殆ど完治状態だった。
 神聖な神事だからその様な事が起きるのだと思うと有難い。 
 

 

 ,011年 元旦(日)  初日の出、神事、誓い
 人生で初めて初日の出と言う物を見に行った。新年が明けて初めての日の出、本当に感動的で清々しい気持ちと今年も頑張るぞと言うやる気が漲って来るように思う。「一年の計は元旦にあり。」と良く昔の人は言った物だが、一日一日も元旦、大晦日と迎える様な気持ちで悔い無く過ごすと言う事が大事だと思える事が最近に成って解って来た気がする。始めが肝腎と言う訳もそう言う意味からだろう。
 午前中は館長に因る神事が行われ、大勢の会員の方が来られた。本部では入りきらないからと道場での神事。武道は「押忍」の精神、本当に身が引き締まる思いだった。参段を許され、帯を戴いたが、この帯がとても重い物に感じられたが、空手人生の中では未だ未だ果てしない道のり。より一層精進を心掛けたい。
 大勢の仲間が声を掛けてくれた。本当に世代や異性、職業を超えた仲間と言うのは有難い事で、時には先生に成り、親に成り、子供に成り、親友に成る。指導される事が多い私だが、何時も支えてくれる仲間が居るからと思えるし、聖士會館の仲間はみんな困った時は全力で頑張れるんだと思う。

 

 この Web サイトに関する質問やコメントについては、 まで
 Copyright ©2011年1月1日開設 聖士會館 石巻支部
 最終更新日:2020/02/14 金曜日