内八字立ち

正拳中段突き

正拳上段突き

正拳下段突き

正拳顎打ち

裏拳回し打ち

裏拳正面打ち

裏拳左右打ち

裏拳脾臓打ち

騎馬立ち

裏拳下突き

手刀顔面打ち

手刀内打ち

手刀鎖骨打ち

手刀鎖骨打ち込み

手刀脾臓打ち

肘中段当て

肘上段当て

肘上げ打ち

肘降ろし打ち

正拳上段受け

正拳中段外受け

正拳中段内受け

正拳下段払い

正拳中段内受け下段払い

不動立ち

上段回し蹴り

上段廻し蹴り(サンドバック)

正拳突き(サンドバック)

下段廻し蹴り(サンドバック)

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一つ前へ

 

内八字立ち

 2004.7月撮影
 自然な構えであるが常に次の攻撃や防御に移る事が出来る構えでもあります
 
そして、脇を締めるという精神は常日頃の生活の中でどんな時でも戦闘態勢に入れるという気構えでもあります。
 また、御不動さんの出で立ちの様に堂々とした立ち方が由来です。

 2006.12月撮影
  不動立ち、三戦立ちよりも因り陽性の構え。脇を締めるて十字を切る。不動立ちからの構えは、右手を余分に前に出し、拳は正拳で一番遠くから目線まで持って行く。
 牽制は掛け声が掛かってから。
正拳中段突き

 2004.7月撮影
 内八字立ちで全ての拳の基本と言える突きであり、両拳を相手の溝落ちに入るように合わせ、人差し指の拳頭が常に同じ場所に来るように拳を練り出します。
 反対側の拳は乳首の横に来るように引きます。 突く時、直突きを意識して最短距離で突くようにします。聖士會館空手道は直突きが最も基本であり、振り被ったような突きよりも早く、そして力の伝達が良いのが特徴です。

 2006.12月撮影
 握りが弱いと力が入らない。直力を意識して、仮想の中心力前側に持って行き体で突く。インパクトの瞬間で力を込める。
  息吹は地のエネルギーを取り込み丹田に集めて陽性の呼吸、こだまするように肉食獣を前にして吠えても立ち向かえる気迫。

 

正拳上段突き

 2006.12月撮影
 内八字立ちで正拳中段突きと同じく人差し指の拳頭が常に同じ場所に来るように拳を練り出し、相手の額を目掛けて突きます。
正拳下段突き

 2004.7月撮影
 内八字立ちで正拳中段突きと同じく突く場所は相手の金的を目掛けて突きます。
正拳顎打ち

 2004.7月撮影
 内八字立ちで両拳の内が顔面を向くように構え、相手の顎に向かって練りながら突きます
 突く側のでない拳を真後ろ(自分の頭の裏)に持って行く反動で突く側
の拳を前に出し顎を突きます。

 2006.12月撮影
 相手の顎を狙う。引き手は弓を引くようにする。直力を意識して最短距離で突く事。
裏拳回し打ち
 2006.12月撮影
 内八字立ちの構え から牽制をし、突く側の腕と牽制している腕を身体に巻き付けるように持って行き、鞭のように腕を撓らせて斜めに何か物を放るイメージで自然に突き出し最後に拳を返します。
 又、牽制から振り子のように手を招く事により破壊力を増します。

 

 相手の後頭部を狙う。牽制から螺旋の軌道で鞭のように。拳は裏拳で人差し指の拳頭で当てる。

裏拳正面打ち

 2004.7月撮影
 内八字立ちで腕を左右自分の顔の前で拳を合わせてくっつけて構えます。そこから練りながら拳を突き出し、当たる瞬間に拳を返します。
   2006.12月撮影
 拳の位置を正拳の握りの様に真っ直ぐにする。軌道は若干弧描く。相手の鼻下(人中)を狙う。
裏拳左右打ち

2004.7月撮影
 内八字立ちから自分の前喉元付近に拳頭が合わさるような形で構えます。
 そして、 自分の正面から反対側上方(右なら左前上方)に拳を上げ、そのまま振り下ろし、当たる瞬間は裏拳正面打ちのように拳を返します。
 同側同調を取り入れ、相手側にもう一伸びする事で打撃の強さを増します。
   2006.12月撮影
 牽制は自分の胸の前。自分の体の外から45°以上(11時、3時の位置)から腕は真っ直ぐ、上から下を降ろす重力を利用。仮想の中心力を叩く側に移動。拳を返す。
裏拳脾臓打ち

 2004.7月撮影
 内八字立ちで身体の正面に棒を持っているかの如く拳を上下にして構えます。
 突く拳は自分の正面から反対側(右拳なら左前方)にそのまま突き出し、そのまま裏拳正面打ちのように最後に拳を返します。
   2006.12月撮影
 牽制は帯の前拳一個分開けた所に棒を持つように。自分の体の外、上から見て45°の位置から腕は真っ直ぐ、仮想の中心力を叩く側に移動。叩く所は構えた所の延長線上。拳をは返す。
騎馬立ち

2004.7月撮影
  騎馬立ちの字の通り馬に跨っている体勢を取ります。その時足の向きは平行に向いており、膝は馬の鞍を挟むが如く締めます。
 背筋を伸ばし腰はそのまま落とした体勢が理想です。

 
足の位置は平行。幅は1.5倍(基本稽古では腰を落とす為広め。平安三段の極めの時では幅が狭い方が直ぐに動ける。) 馬に乗る様に膝を締める。
裏拳下突き

2004.7月撮影
 騎馬立ちから正拳中段突きの拳を裏拳にしたものです。
 拳頭は正拳中段突き同様人差し指から出るようにし、拳を戻す時は正拳にし引きます。
   2006.12月撮影
 直力、人差し指の拳が当たるように、引き手は特に乳首の横まで。
手刀顔面打ち

 2004.7月撮影
 内八字立ちからの手の刀、手刀による顔面打ちです。
 手刀は真後ろから水平に素早く空気を切り裂くかの如く放ちます。
 極意者は手の横面で空気を本当に切り裂く感覚があり、空気を切り裂く音がするといいます。
 また、反対側の手は乳首の上付近に捻じ込む様に持って行き、決して反対側に力が入らないよう手刀側の力をロスしないようにします。
 手刀は顔面を突くので此の写真より上を突くのが理想、最後の手の返しで顔面を抉る。
   2006.12月撮影
 牽制から耳の位置で振りかぶり、真後ろまで手刀を持って行く。45°の角度、構え、相手の耳の位置でしゃくりながら切る。

 

手刀内打ち

 2004.7月撮影
 内八字立ちからの 手刀の牽制、打つがわの手刀は反対側の耳の裏に掌が来るように持っていき、その儘真上に上げ、自分の顔の前に降ろし手を返します。
 
   2006.12月撮影
 牽制から耳の後ろで構え、11時の方向に手刀を上げる。最短距離で相手の首に向かって、最後に手刀を返す。直力を意識して重心が後ろに行かないようにする。

 

 

手刀鎖骨打ち

2004.7月撮影
 内八字立ちからの 手刀の牽制、手刀と牽制の手を肩上部までを振り上げか相手の鎖骨に上から振り下ろします。
 餅付きの杵を自然に振り下ろす感覚。決して力任せでは無く、重力加速度を意識して振り下ろします。

 
牽制をし、後ろ11時の方向で腕を伸ばし鍬を振るように振り下ろす。鎖骨ぶった切る様に叩く。
手刀鎖骨打ち込み

 2004.7月撮影
 内八字立ちからの 手刀の牽制、相手の鎖骨の角度に合うよう手の角度を調整し、そのまま鎖骨に手刀が沿うように打ちます。
 手は手刀であるので相手に当たってから若干擦り上げるようにします。
 手刀は最後、若干上に擦り上げるようにすると叩くと言うよりは切るように本当の意味での手刀に成ります。

 2006.12月撮影
 牽制をし、引き手から最短距離で鎖骨に当てる。 
手刀脾臓打ち

 2004.7月撮影
 内八字立ちからの手刀顔面打ち を縦から横にしたもので最初、牽制の手を金的カバーの位置に持って行きます。そして自分の頭の上に振り上げ手刀を振り下まで一気に持っていきます。
 手刀はビール瓶の蓋を掌の横で栓を抜くかのように放ちます。
   2006.12月撮影
 手刀鎖骨打ちをその儘角度を変える。牽制は帯前45°の位置にする。
肘中段当て

 2004.7月撮影
 騎馬立ちから 牽制し、手をくの字に曲げ相手の溝落ちに当てます。
 引き手は乳首の辺りにしっかりと引き、騎馬立ちの体勢を崩さないで打ちます。
   2006.12月撮影
 直力(最短距離)で軌道は円でなく三角形。目線は当てる所を見る。

 

肘上段当て

2004.7月撮影
 騎馬立ちから 肘中段を上段に持って行き牽制し真上の相手の顎に肘が当たるように打ちます。
   2006.12月撮影
 

 

肘上げ打ち

 2004.7月撮影
 騎馬立ちから牽制し、真上の相手の顎に肘が当たるように打ちます。
   2006.12月撮影
 牽制をし、相手の下に潜り込んで顎を肘で打つ。耳のすれすれを肘が通るが首は振らない。

 

 

 

 

肘降ろし打ち

 2004.7月撮影
 騎馬立ちから牽制し、打ち下ろしの腕を頭の上に垂直に上げ、その儘股の間に肘が来るようにします。
 この時、自分の丹田より肘が下に来るようにするのが理想です。振り下ろした腕はその儘牽制します。
   2006.12月撮影
 牽制から打つ方の拳は耳の後ろに持って行き、真上に上げる。打つ所まで体を捻りその儘下に肘を落とす。この時、肘はX,Y,Z軸共にぶれない。真ん中に落とすので、体は捻っている状態。

 

 

 

正拳上段受け

 2004.7月撮影
 内八字立ち で十字受けから肘と肘を擦り合わせるように正拳上段突きを上方に逃がすように受けます。
   2006.12月撮影
 十字受けの牽制から半身に成り、肘曲げて腕の筋肉を張らせて受けるので手首が内側に曲がっている。

 

 

 

 

正拳中段外受け

 2004.7月撮影
 内八字立ちの牽制し、受け側の拳は耳の裏付近まで持って行き其処から相手の正拳中段突きを外側から払います。
 又、中段前蹴りにも応用出来ます。腕の内側で蹴りを捌く事により相手の中心力を崩す事が容易に成ります。
 
   2006.12月撮影
 牽制から手刀顔面打ちと同じように45°の位置で拳で振りかぶり、受ける瞬間に腕を捻ると痛くない。

 

 

 

 

 

正拳中段内受け

 2004.7月撮影
 内八字立ちで受け側の手は牽制している腕の脇の下に持って行き、其処から対角線上の一番遠い所を直線で持っていきます。
 そして円軌道を描きながら正拳中段突きを内側から外側に受けます。
   2006.12月撮影
 牽制から脇の下で拳は横になる。一番遠い位置に受け側を位置し、その儘自然に最短距離で絞っていく。拳は正拳にした方が痛くない。引き手は牽制から直ぐに乳首横へ。

 

 

 

 

 

正拳下段払い

 2004.7月撮影
 内八字立ちから金的カバーをし、受け側の手は反対側の耳に持って行きます。その儘振り下ろします。振り下ろす位置は拳一個分外を手首が帰らないように払います。
 正拳下段突きの払い前蹴りなどを払うのに用います。移動稽古では一番よく使われる基本的な払いの一つです。
 下段を払いは次の攻撃に素早く移る事が出来ます。
   2006.12月撮影
 金的カバーの牽制をし、半身に成って受け側は耳の後ろから直線的に移動、最後は足から拳一個分滑らすように受ける。外側で受ける場合は手首を曲げる。

 

 

 

 

正拳中段内受け下段払い

 2004.7月撮影
 内八字立ちで先の二つ、中段内受けと下段払いを同時に行う技です。
 両手は時差を持っていますが最後到達点では同時に終わるように手をまねきます。
   2006.12月撮影
 動きを止めない事と時間差を考えた手の軌道。両方の手は違う動きをする。捌き崩し極めの稽古でも同じ様に違う動きがある。

 

 

 

 

 

不動立ち

2004.1.1撮影
 自然な構えであるが常に次の攻撃や防御に移る事が出来る構えでもあります
 
そして、脇を締めるという精神は常日頃の生活の中でどんな時でも戦闘態勢に入れるという気構えでもあります。
 また、御不動さんの出で立ちの様に堂々とした立ち方が由来です。
上段回し蹴り

2004.7月撮影
 上段(相手の頭)への回し蹴りです。
 足が全然上がっていませんが相手から見えない方向から蹴りが飛んで来るのが理想です。
 蹴る足は背足、又は、前足底で蹴ります。蹴る足と同じ手側は同側同調で、蹴る力のロスを防ぎます。
 この写真では帯の真ん中を掴んでいますが、構えの状態では反対側の手は顔面カバーをします。
上段回し蹴り(サンドバック)

2004.3.5撮影
 上の写真と同じ
 この写真は前足底で蹴っています。
 同側同調で、蹴りますが力の伝達のロスを防ぎます。
 反対側の手は顔面カバーをします。(顔面カバーになっていない。)
正拳突き(サンドバック)

2004.3.5撮影
 サンドバックへの正拳突き。
 拳は一指し指と中指を当てに行くのが基本。この時順突きの反対側の足に力が入っていないと正拳突きは決まりません。
 反対側の手はガードが下がっていますが顔面をカバーするのが基本です。
下段回し蹴り(サンドバック)

 2004.3.5撮影
 下段(相手の足、腿)への回し蹴りです。
 貯めを作って足が鞭のように出てくると破壊力が増します。
 写真の蹴る足は背足で遠心力により体を回転させつつ、体を加速させるのが理想です。
 この技も同側同調の理論で力のロスを防ぎます。
 反対側の手は顔面カバーをします。(顔面カバーになっていない。)
金蹴り・上段前蹴り

  2006.12月撮影
 同側同調と直力を意識するので体に捻りが加わる。仮想の中心力は前側にある。一挙動で2段モーションに成らない。抱え込みをしっかりし、戻しの時も抱え込みをしっかりする。 

  2006.12月撮影

 

膝蹴り

 2004.7月撮影
 同側同調と直力を意識するので、捻りと同時膝が自分の中心線付近にある。足首は真っ直ぐにし、膝を張る。相手を掴む時は十字に掴む事により、髪の毛を掴み易くして居る。

 

下段・上段回し蹴り

 2006.12月撮影

 抱え込み、鞭のような撓る蹴りを目指す。上段なら出来れば、お尻の線を踵が上っていく様に膝から出て行く。上段と中段なら同じ挙動で中心軸は崩さない方が相手にばれ難い。速度が速い方が良いが、膝から出るような蹴りをすると時間差で足が出てくる。インパクト瞬間に足を返して更に撓らせ前足底で当てる。

 戻しも同じように抱え込んでから戻した方が次の動作に移り易い。

 
   2006.12月撮影
 
上段内回し蹴り

 2004.7月撮影
  抱え込みは相手にお尻の穴を向けるようにし、足の踵で相手の顔面を掻くように蹴る。手は同側側の拳はグー、顔面カバーは開手もしくはグー。戻しは抱え込んでから。
関節蹴り

 2006.12月撮影
 足を上げる位置は鶴足立ちから一度足を振り上げて足刀で相手の大腿骨を折るように蹴る。手の位置は金的カバーと顔面カバー。 
上段横蹴り

 2006.12月撮影
 鶴足立ちから仮想の中心力を片足に寄せないで相手側にあるように蹴る。中心軸は傾けないで真っ直ぐの方が力が伝わる。
 手の位置は同側側の手は足首の様に手を曲げ同調させ、もう一方は顔面カバー。足刀なので踵側の足の横側で蹴る。
上段後ろ蹴り

 2006.12月撮影
 抱え込みから中心軸片足に寄せない。、目線は顔後ろにし中心軸は真っ直ぐにする。4つ足の動物のように直力的円を描かずに蹴る。軸足は直力を伝える為に真っ直ぐにして蹴り、不動立ち、内八字立ちに戻す。

 

 
平安弐段

 2006.12月撮影
 
 2006.12月撮影
平安参段

 2006.12月撮影
 
平安四段

 2006.12月撮影
 
平安五段

 2006.12月撮影
 

 

 

更新日2008/07/13       Copyright SANKICHI Established 2005.9.24 All rights reserved.