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2004年〜2005年
       
2006年12月26日 稽古納め

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形
   平安初段から平安五段まで
 ・空乱
 
 〈感想〉
  この一年があっという間に過ぎた。みんなで輪になって今年の反省と来年の抱負を一人一人順に答えたが、去年の同じ事を昨日の様に感じる。一人一人の目標は違えど、その達成するかしないかでは大きな違いがあると館長は仰った。目標を掲げ、それに向かって邁進する気持ちを忘れないで居たいと思う。
 御父母の方々には美味しい鍋を作って戴き、何時も御世話焼いて下さる。毎回の様に面倒を見て戴く御父母の方々にこの一年間を感謝したい。自分達がこの様に何不自由なく稽古させて貰えるのも館長をはじめ御父母の方々の御陰である。
 有難う御座いました!また、来年も宜しくお願いします。
       
2006年12月24日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形
   【平安四段】、【平安五段】
 ・空乱
 ・巻き藁突き
 
 〈感想〉
 朝の空気が気持ち良かった。道場は入る時寒く感じるが、身が引き締まり気合いが入る。前回御指摘戴いた形の見直しをやった。移動稽古では気を抜くと腰高になる。腰高であると丹田に力が入りきらない。
       
2006年12月22日 稽古

 

 


  昇段審査 
 ・基本技
 ・移動基本稽古
 ・組み手立ち
 ・空乱
 ・体力審査
   倒立歩行(40歩)
   柔軟(顎)
   ジャンプスクワット(42回)
   拳立て(41回)
   V字腹筋(52秒)
 ・武器審査
 ・形(平安初段〜五段、転掌の形)
 ・自由組み手
 ・試割 正拳突き:瓦枚
      手刀:瓦十枚
      肘打ち降ろし:瓦五枚
      足刀:瓦五枚
 ・武器稽古
 【木刀】
 相手に顔を向かって木刀の先を向けると相手に脅威になる。
 【棒】
 一撃必殺に掛ける時は棒の下を持って相手を貫くように押し出す。棒の長いのを利用すれば間合いを遠くに構えるのが普通。また、相手の足に棒を突っ込んだら中心力を簡単に奪う事が出来る。
 棒を自在に片手で触れる様に成る位で、遠心力を増すように先端を持って攻撃が出来るようにする。
 【トンファー】
 相手の刀を折って折って短くした時に攻撃する事を頭に入れる。間合いが遠い場合はトンファーの長い部分を相手に向けて攻撃すると間合いがかせげる。
 【双節棍】
 振り回しながら、相手を寄せ付けないようにして、その隙を見て攻撃する。双節棍も棒の柄の先端を持てば遠心力が増すので破壊力が大きい。
       
 〈感想〉
  【平安四段】、【平安五段】の形の審査の時、頭が真っ白に成り、全てが飛んだ。矢張り、どちらの形も完全には覚え切れていない状態で体に染み付いていないから、その様になるのだと館長から御指摘を受けた。
 自由組み手では途中まで人数を数えて居たが、その余裕が無くなり、ただ其処に立ってやるしかないと言う気持ちになった。健司君と組み手では一本取られたが、それは力で投げに行った為に両足が揃った時を足払いされたのだと館長が仰った。疲れて来ると脇が開き、隙が出来る。何度も其処を突き蹴りされた。
 試割では、館長が御助言した通りの場所を突いたら割れた。館長が何気なく瓦を触るようにしたら、四枚の瓦が全て真っ二つに割れた。私の破片が木っ端微塵に成っているのに対し、館長は斬れる様に割れて仕舞う。其処には技術に大きな違いがある。
 最後に武器稽古についてを指導して下さった。何をどうやって相手を崩すかもう一度改めようと思う。此からの稽古に生かしたい。
       
2006年12月19日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り、巻き藁突き
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・形の見直し
 ・空乱
 
 〈感想〉
 館長から【平安初段】、【平安弐段】 、【平安参段】、【平安四段】、【平安五段】、【転掌の形】の見直しを御指導戴いた。
 細かい足の向きや目線を次の方向に向けるのに注意したい。
 【転掌の形】では、掌底突きについて注意された。終わる頃には全身から汗が噴き出る程熱くなった。
       
2006年12月17日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形
 ・空乱
 
 〈感想〉
 移動稽古では気を抜くと腰高になる。腰高であると丹田に力が入りきらない。
       
2006年12月15日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り、巻き藁突き
 ・形
  【平安参段】
 貫手の後に返しで抜き手がある。上段前蹴りの後にその儘関節蹴りで相手の腿を折るように上から足刀で下に叩き付ける。
 髪の毛を持つ時は下から軽く握ってから、誘いを入れ、ふわっと掴む事で相手に分かられないようにする。
 【平安四段】
 掌を相手の懐に当て、肘打ちをすると相手に威力が伝わる。下段払いの45°の角度を忘れない。一回目の気合い後は直ぐに振り返り膝蹴りのように髪の毛を持ち、上段前蹴り。双手受け腕を凹みにくっつける。上段膝蹴り後は相手が後ろに居るので素早く反転するが、この時足の向きに気をつける。
 【平安伍段】
 煽り蹴りは大きく円を描くように掌に足刀を当てる。その後の腕を十字にし、相手を狙いながら、地面に向かって突く。この時、理想は腰より上に上がる様に飛ぶ。普通脾臓打ちは金的近くだが、この形では膝下を突くが本当の意味を考える。
 ・空乱
 
 〈感想〉
 館長から【平安参段】、【平安四段】、【平安伍段】の形の見直しを御指導戴いた 。平安の段が上がる程、技が多種多様に渡る。本当の意味を見直したい。
       
2006年12月12日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り、巻き藁突き
 ・空乱
 
 〈感想〉
 来客があり、稽古を途中で抜けさせて貰った。みんなは、捌き崩しを稽古したらしく、後で聞いたら新しい展開があったと聞いた。由美さんかもさんのホームページを参考にした。
 
       
2006年12月8日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り、巻き藁突き
 ・形
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・空乱
 
 〈感想〉
 館長から【平安初段】、【平安弐段】の形の見直しを御指導戴いた。自分が良いと思っているやっているだけで、全く違う技を遣っている認識が出来た。理想は、其処に目の前に敵が居るか様に行う事。そしてその突き、蹴り、向き、姿勢、間合い、出方、動き方を考える癖を付けたい。形に無駄の動きが無い。常に相手と戦いを想定し、甘く成る自分との戦いでもある。細かく見直したい。
       
2006年12月5日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・練り、這い、拳歩き
 ・形
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・空乱
 
 〈感想〉
 館長から弧拳、背刀、裏手刀の鍛え方を教わった。手首なので同調している首を悪くする危険性があるので急にやらずに4、5年掛けてゆっくり鍛えるのだと教えて戴いた。先週間近で見た試割の館長の演武は華麗だった。その技のゆっくり突いて割れるのは、一点集中の集中力と中心力の違いだと思う。
       
2006年12月1日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り
 ・形
 ・試割
 <中心力>
  中心力を持っていないと割れ難いような板は、力がピンポイントに伝わらない。何故館長が簡単に割り、僕らが割れないのかは中心力と基本の蓄積の違いであり、普段から中心力を持って咄嗟の時にも直ぐに対応出来るように稽古をする。
 ・空乱

 〈感想〉
  締めの時に館長からお話があった。何故、試割で館長が簡単に出来て僕達が出来ないのかは、心と体のちぐはぐになり、同調して居ないからであり、館長は、「絶対に割れる。」と確信しているから割れるのだと仰っていた。こういうような状況の時は、浮き足立って仕舞い、平常心を忘れている。試割は試し割りであって普段の自分の稽古でどの程度の物なのかを試すと言うのが本当の意味である。見せ物的に割ったから良いのでは無いとはっきり認識出来る。中心力が足りない時、その母指には力が入っていない。だから浮き足立つと言う言葉があるような気がする。
 心で感じ、瞬時に何処が弱い点であるかと言う見立てと瞬時に発揮し得る為の心が備わっていないという事でもある。
 館長の仰るように心と基本が全てあり、絶対に割れると信じ切る事と普段から基本を通して中心力を養って居る事が大切であり、瞬時にそのような心境に持って行く事が出来るかがその差であると思った。
 また、気合わせで他流派では、構えてから気合いもろとも割るが、芸術的に相手が気付かない位で板がばっさりと2枚に割れると言うのが、技術の差であり、その様な技術を身につけるのが武の道であると思った。
       
2006年11月28日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・形
 <転掌の形>
 減り張りを付け、吸いの呼吸、吐きの呼吸の時の意味合いを丹田に意識を持たせながら、行う。
 ・試割
 <巻き藁を突く>
  普段から拳頭や手刀を鍛えてピンポイントで突ける様に稽古しておく。
 ・空乱

 〈感想〉
  拳は普段は握らずに突く瞬間のみ力が込める。板が曲がるスピードよりも速く突けば、基本的には板は割れる。館長が見せてくれる技は弧拳、裏手刀、背刀など裏技と言うべき物だが、基本がしっかりしていないと簡単に割る事は出来ない。その突くスピードは無駄が無く、加速的で突く瞬間に最大の速度に成っているのでいつの間にか割れると言う感じである。また、板は割れると言う因りも切れると言う感じなので、物理学を持ち合わせ、瞬時に何処が少ない力で割れ易いが分かっているように確実に割れるから失敗がないと思った。
       
2006年11月24日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・壁登り
 ・形
 ・捌き崩し極め
 <四方崩し投げ>
  相手が体が柔らかい場合、腕を上げすぎると腕が抜ける。だから、低く構え、相手に誘いを掛けるように引っ張り続けた儘、投げの体勢に入る。
 ・空乱

 〈感想〉
  形を見直して行くと基本技の生かされている所が何となく分かる。違和感のある所は基本が成っていない所でもある。
       
2006年11月21日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り
 ・捌き崩し極め
 <巻き込み投げの変形、腰投げ>
  相手の腕を自分の中心軸近くに持ってきてから、相手の中心力を 相手を投げる方向に腰を近づけて行く事により、体が伸びるような力が働く事により、相手は力が入らなくなる。
 瞬間に腰を近づけ腕は下前方の地面に持って行くようにすると相手は肩を滑るように崩れて行く。
 ・形
 <転掌の形>
 ・空乱

 〈感想〉
  転掌の形を館長が指導くれたが、流れるように成っており、そして手刀や掌底、弧拳の形、角度など全てが細かい所にまで気が配られて居る。そう言うような細かい事から少しずつでも修正して行きたい。
       
2006年11月19日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・空乱

 〈感想〉
  上段回し蹴りや上段内回し蹴りは大腿部の横が柔らかくないと足は上がらない。柔軟性が無いと中心力がぶれ易い。
       
2006年11月17日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り
 ・捌き崩し極め
 <四方崩し投げ>
  相手の中心力を奪う為に引っ張り続ける事であり、腰を相手にぶつけるようにして相手の中に入り後屈立ちになると相手が自分の上に乗っている状態を作り出す。相手を腕を肩に担ぐようにし、引っ張り続けた儘相手の体が背中からずり落ちるように滑らして行く。直線の動きが手であり、その動きに遠心力を与えているのが腰で密着し中心力を奪う事が大切。
 ・空乱

 〈感想〉
  四方崩し投げでは、兎に角密着すると言う事を由美さん佐久間さんからアドバイス戴いた。結局相手は膝から崩れるのであって、倒れない時膝45°下の角度に崩して居ない事が分かる。
       
2006年11月14日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <四方崩し投げ>
 動き続ける事、相手を安定させないようにするのは変わらないが、体を密着させる事に因って、相手の腰が動かないように固定する。そして肩口から腕を滑り落とすようにし、相手の手首を地面、若しくは前に向かって押し出す。
 此処で相手の腕を取る時、肩に乗せるようにすると技は掛かり易く、体の柔らかい人でも倒れざるを得ない。
 ・練り
 ・サンドバッグ突き蹴り
 <膝蹴り>
 直力を求める為に膝蹴り再選短距離で動かす。
 ・空乱

 〈感想〉
  四方崩し投げでは、全く違う動きを遣っていた事が分かった。力に成って仕舞い、どうしても手に力が入る。そうすると相手も抵抗力を感じると言う。
 館長から捌き崩しの技の中では、何処にも力が入った所が無い。腰を低くし、陽性してから陰性に段々に体を開き、相手は背中からずり落ちるように崩れる。投げないで崩すのが、基本であるが、基本を逸脱すると力になる。
       
2006年11月10日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <一条>
 腕の裏と崩しの事であるが、最後の極めの状態で肘を取る所から、一条と呼ばれる。極めの瞬間に相手の腕を肩より上に置き、肘を押さえる。その時、お尻に踵が付いて居ると相手は身動きを取れない。
 <四方崩し投げ>
 動き続ける事、相手を安定させないようにする。相手にお尻を向けて低い姿勢に成って行くと相手の腕を引っ張れた状態を保っている。最後は誘いを掛け膝の折れる方向に崩し、其処から槍投げの様に手首を持って投げに行く。
 <単発からの一歩入って巻き込み投げ>
 受けの瞬間に相手の体を揺らし、誘いを掛ける事に因り、技は深く極まる。
 <腰投げのような巻き込み投げ>
 相手と自分の間に空間があると相手は崩れ難い。自分のお尻を相手の腰に当てに行くような感覚で相手の間に投げる瞬間も空間を作らず、手は引っ張り放しにする。
 相手の腕を取る際、誘いを入れる為に相手の脇を後ろ後方に上げるようにするが、其れとは反対に引き手はずっと動き地面に向かって引っ張り続ける。
 ・壁登り、練り
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・空乱

 〈感想〉
  四方崩し投げでは、相手に向かってお尻を突き出す事に因り、相手の安定性を持たせない事が分かった。腰投げの様な巻き込み投げでは、相手の身体に密着させる事に相手の中心力を奪う。小さい相手と行う際は、膝を付いて投げる様にするが、自分も安定して舞うので相手を因り安定させない様に動きを大きく螺旋を描く事が必要。
 館長から捌き崩しの技の中にも正拳中段受け、下段払いの腕が違う動きをするのは、捌き崩しの中にも有る事を教わった。全ての基本技もその様に成っていると思うと如何に基本技が大事か分かる。
       
2006年11月6日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
  <刀の弱い部分>
 刀は刃が突いた所、峰打ちする峰の所は頑強に出来ているが、反対に腹側は弱い。だから、剣道の小手打ちの様に相手の刀を打つ時は腹側では無く、刃側で叩く。
 ・捌き崩し極め
 <呼吸法>
 <四方崩し投げ>
 <単発からの一歩入って巻き込み投げ>
 <腰投げのような巻き込み投げ>
 <腕の裏をとる崩し1>
  @ 右組み手立ちから相手が右正拳顔面突きを遣ってきた時、受け流しながら右手で内から外に払い、その儘相手の右手首を持つ。
 A @と同時に三角筋の下辺りを開手で相手の腕の裏側に当て、腕を輪切りにする様にする。
 B 相手に誘いが入ったら、螺旋を描きながら練りに因って右足を引き相手を前側の膝から崩す。
 <腕の裏を取る崩し2>
 崩し1と殆ど同様のやり方であるが、最初右正拳顔面突きを前に出ながら取り、誘いを相手の後ろに入れてから、崩す。
 ・空乱

 〈感想〉
 四方崩し投げでは、身体の柔らかい人と行うと足がどんどん付いて来て、かわされて仕舞う。原因を考えると相手を常に動かす状態に成って居ない。館長から御指摘 を受けたのは、螺旋の中に巻き込んで居ない事であり、誘いからの動きが止まる。誘いを入れ、常に動かした状態を保つ事が重要だと思った。
 また、一度反対側を向く時も相手の腕を手を差し出して上げると次の動作に自然に移る事が出来る。
 腰投げの様な巻き込み投げでは、館長の行う技と自分が行う技では大きな違いがある。地面に向かって相手を背中越しに崩す形は分かるのだが、未だ出来ない。原因を考えて行きたい。
       
2006年11月5日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・空乱
 ・捌き崩し極め
 ・空乱

 〈感想〉
 捌き崩し極めでは、新展開の四方崩し投げ、一歩入った単発の捌き、呼吸法を使った腰投げを行った。相手が違うので勉強になる。
       
2006年11月3日 自主稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <呼吸法>
 ・練り、壁登り
 ・五本蹴り
 ・空乱

 〈感想〉
 前回、館長に御指摘された移動稽古の正拳下段払い上段突っ込みの直力を意識した。突き技は基本的に直力が多い。如何に速く相手に見えない様に突くか考えなければならない。
 上段後ろ蹴りも基本的には直力で最短距離で蹴った方が良いと思った。色々な所で直力の基本が出来て居ない。
 呼吸法の稽古を鏡の前でやった。ミドリちゃんの日記には風のように空気の様になると身体が透明になると書いてあった。それを参考に鏡の前で自分が消え、透明になるイメージをすると良いかも知れ無い。
 五本蹴りの左上段回しの動きが悪い。膝の後遺症の為か右に比べると未だ速い動きで出来ない。この稽古も続けて行きたい。
       
2006年10月31日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <呼吸法>
 <四方崩し投げ>
 <一歩入った崩し>
 右組み手立ちなら、相手の正拳顔面突きを左手で外から内に捌き、相手の顎を擦るように右腕を出して行く。そうすると相手は首が捩れて反対を向き出すと中心力を失う。
 その時、お尻の上部を背骨の方に向かい、左掌で上に上げていくと相手の中心力は崩れ膝から落ちる状態になる。この時、腰を落として身体を沈ませる。
 身体が柔らか人なら前後方向に逃げが利くので、腰椎の伸びを止めるように上に上げるように誘いを掛け、下側に力を入れると崩れる。
 <呼吸法を使った腰投げ>
 右組み手立ちから、相手の正拳顔面突きを右手で内から外に捌き、その腕の肘から上を脇を締めながら肘を伸ばさせる状態にする。反対側は手首を付近を持ち、その儘地面に向かって落とすようにすると、相手は背中からずり落ちるように崩れる。
 この時丹田に意識を持たせると相手の腕持ちに関係なく倒れる。

 〈感想〉
 呼吸法の基本が出来て居ない。どうしても体が浮いて仕舞う。
 一歩入った崩しでは、体が柔らかい人と硬い人で崩し方が違う事を館長から教えて戴いた。腰椎や仙骨の所を柔らかい人は最初から開いて居るので広げるように、硬い人は狭まっているので広げるような動きにすると相手は中心力を失う。
 呼吸法を使った腰投げでは、脇を締めて技を展開すると相手は崩れた。同じ技を行っていると分からなく成って仕舞い相手が崩れなくなった。館長から休憩を取る様に言われ、休憩をとったら不思議と又出来るようになった。そんなお気遣いが有難いかったし、迷う時は何かが違う。冷静に客観的に見る事が必要だと思った。
       
2006年10月27日 京都支部稽古

 

 


 ・捌き崩し極め
 <呼吸法>
 <四方投げ>
 <四方崩し投げ>
 ・自由組み手

 〈感想〉
  呼吸法では、丹田に意識を持たす瞬間に息を止めると何となく、丹田に意識が行く。力を入れようとすると丹田に力が入る。力を入れるのではなく、風の様に空気の様に目指す。
       
2006年10月24日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・捌き崩し極め
 <正座で両手首を引っ張られた時の崩し>
 @ 膝をくっつけた状態の正座から相手が両手首を持ち、引っ張って来た時、手を手刀にし肩の位置まで持って行き、足は自然に開く。この時、踵は開き過ぎずに、お尻に下に踵が来るようにして、母指を曲げて正座から立つ手前の状態となる。
 A 其処から足を広げ、前回と違いずっしりと腰を下ろすように自分の体を安定させ、丹田に意識を込める。
 B 中心力を崩さない様に足全体を横移動しながら、手を横移動させる。
 <四方崩し投げ>
 @ 右組み手立ちなら、相手の右正拳突きを右手の山掛けで落とし、相手と同じ方向を向く。
 A 右手で手首に添い手、左手の親指は相手の母指球を押さえ、右前屈立ちになる。
 B その母指球を持った儘右回りに左足、右足と相手に近づくように体を進めながら、相手の左手を反時計回りに回しながら右足が前になる時に前屈立ちに近くなる。
 C 相手の手首を右手で持ち替えて手首をやり投げの様に前に遣るか、木刀でぶった斬るように地面に向かって相手の手首を移動させる。この時、相手が逃げる場合、右肩越し、若しくは右肩で天秤に掛けるようにすると相手の中心力を奪える。
     
 〈感想〉
 正座からの両手首を引っ張られた時の崩しの基本では、引っ張られた瞬間に足を開く時、踵が開く時は陽性を保てず、後から力の伝達が悪い。館長からの御指摘で、踵を閉じた状態から開くと相手は体を横にずらすだけで崩れる。此は陽性の状態を極にして、開く状態の陰性が生かされるからである。
 また、極々の前屈立ちの様に上半身を腰の上にどっしりと乗っけるように、踵を立てた状態で行うと丹田に自然に意識が行く。此の稽古では常にそう言う状態に成るように心掛ける。
 四方崩し投げでは、相手との間合いが近くないと逃げる空間が出来て仕舞う。身体の柔らかい人であると、常に自分の体を修正しようと足を細かく動かす事が出来るので、そう言う時でも対応出来るように、崩す方向を常に修正しながら、相手を動かし続けないと直ぐに復活して仕舞うので難しい。
 崩す方向を見極めるには柔らかい人と稽古すると為になる気がする。
       
2006年10月22日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・捌き崩し極め
   1. 正座からの崩し。
   2. 呼吸法。
   3. 四方崩し投げ
 ・空乱
     
 〈感想〉
 人に伝達する時、自分が分かってないと上手く説明出来ない。
 身体が柔らかい人こそ、力で崩すのではなく、丹力に意識を持たせ崩す事を考えて行こうと思う。
       
2006年10月20日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・練り、這い
 ・捌き崩し極め
 <正座で両手首を引っ張られた時の崩し>
 @ 膝をくっつけた状態の正座から相手が両手首を持ち、引っ張って来た時、手を手刀にし肩の位置まで持って行き、足は自然に開く。此処で、お尻に下に踵が来るようにして、母指を曲げて正座から立つ手前の状態とな る。
 A その母指と膝をスライドさせ、腕を引き手は又下か膝に、反対の手は上側に螺旋の中に巻き込むと相手は膝から崩れる。(基本は手は横にずらすだけ。)
 <丹力と脾力の鍛錬>
 正座からの崩しでは、丹力と脾力の鍛錬も目的としている。
 丹力:丹田に意識をすると湧く力。
 脾力:肘の内側の屈筋の力であり、人を引っ張る時の引き手の力。母指と人差し指を除いた三本の握る力。
  <呼吸法>
 丹田に意識し、自分が丹田だけの存在になるように、空気の様に風の様な存在になると呼吸は一瞬止まり、大宇宙と調和する。
 <四方崩し投げ1>
 @ 右組み手立ちから、相手が顔面突きを出して来た時、内から外に山掛けに払い、相手の右手首を取り、相手と同じ向きに右足を前にし、体を移動する。
 A 左手は並んだ状態で相手の手首を中指を中心に腕の陰側に当てる。
 B 左足を前に一歩、それに合わせて右足を一歩引き、その間に相手の手首が上を向くようにして、丁度小手投げの拳を開く持ちに両手を替える。
 C 左肩口から、拳を前に出しながら相手の肘が突っ張るように前屈。
 <四方崩し投げ2>
 @〜Bまで四方崩し投げ1と同じ。
 C 右肩口から相手の膝から崩す様に相手を崩し、前屈立ちになると相手は崩れながら投げられる状態になる。此処でも相手をぶった斬る様に体を移動させる。
 ・自由組み手
 ・空乱
     
 〈感想〉
 丹田に意識を持たせる事により、空気の様に風の様に成る。館長が繰り出す崩し技の数々は、宇宙に調和し全てが自然で、力は入らず宇宙と調和して居ると言う事が分かった。
 肉体が有利だと力がどうしても入る。如何に力を使わずして相手を崩すかを心掛けたい。
       
2006年10月17日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・練り、這い、壁登り
 ・捌き崩し極め
 <中段回し蹴りの捌き>
 中段回し蹴りが蹴る事が分かった時、手を手刀の様にして膝の裏側に手を当て、膝が地面方向に力を加えると中心力を保つ事が出来ない。
 <掴み合った時の誘いからの崩し>
 自由組み手などで偶然に柔道の様に組む時がある。この時、相手に誘いを入れる事に因り、中心力を崩し相手の力を加える方向に同時に持って行くと身体の中心力が無くなる時がある。この瞬間が無力化された瞬間であるので、その隙に技を掛ける。
 ・空乱
     
 〈感想〉
 四方投げ、入り身投げ、天地投げ、そして、今回遣った誘いからの崩しに於いても必ず無力化する瞬間がある。無力化する瞬間に相手を膝から崩す事を心掛けると相手に力を殆ど加えずに崩せる時がある。
 此方の動作が大きくなると相手は警戒するし、無理矢理に崩そうとすると力が入る。自然な形で天地投げ、巻き込み投げを展開したい。技を掛けると時は前に出るようにしないと相手の攻撃も貰うし、体を近くして中心力を崩し易い条件を作る事を心掛けたい。
       
2006年10月15日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・捌き崩し極め
 <片手持ち四方投げのお復習い>
 正拳顔面突きを内から外に払い、相手を一歩進ませると相手の中心力を取り難い位置にあるので、崩し易い。
 <片手持ち四方投げの骨>
 @ 相手の手を取る時、胸より上に上げるが、余り上に上がらないようにする。
 A 肩に相手の腕を担ぐようにし、腕を引っ張り続ける。腕は中心軸に近いような位置を取る。
 B 相手の腕を反対にし、指の母指で脈拍を抑える付近を持つ。この時、人差し指に力を入れず、第2関節以下で持つ。
 C 相手の体の重心を奪ったら、いきなり振り返り、その儘身体をお辞儀するように傾ける。
 D 相手側ではない自分の手を前に出し、自分の中心力が失わないようにする。
 E 相手を崩す時、目の前の相手を刀を持ってぶった斬るようにすると相手の中心力を奪い、相手を崩す。
 ・空乱
     
 〈感想〉
 四方投げで相手の体を動かすと崩し易くなる。相手が中心力が戻っている時は、崩すタイミングが違う。此処でも相手を無力化して崩す事が大事であると思う。
       
2006年10月13日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・練り、這い、壁登り
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <片手持ちの四方投げの手の持ち>
 正拳顔面突きを内から外に払う時、払った相手の腕の内側を上に向けるようにするが、この時、補助の手は手首の拍動する部分を指の母指で押さえると自然な形で反対を向く事が出来る。手の位置に因り極まり方は全く違う。人差し指で押さえると持っている事に集中するので相手の力が入る。
 又、崩しに入る時刀で前の相手をぶった斬るようにすると相手の力は逃げない。所が手だけ使ったり、前屈が足らない場合、相手の力が逃げ、柔らかい人なら抜けられて仕舞う。
 <連続した鈎突きからの片手持ちの四方投げ>
 連続した鈎付きから外から内に突きを捌き、先ず腕を取ったら前へ出る。其処にすかさず鈎付きが来たら、内から外に払い、体を横へずらし、片手持ちの四方投げに入る。
 この時に腕を取った瞬間に目打ちを入れると相手は怯むので、四方投げの体勢に入り易い。
 <自由組み手の中での相手の無力化>
 自由組み手では1mmの勇気(講座の記録:第38回 聖士會館研究発表会参照)を発揮すると相手の突きを取れる場合がある。その時に相手は必ず腕を引っ込めるのだからその瞬間に自分も前に出て相手を無力化する。無力化すれば、相手には力が無い状態なので、膝の崩れる方向に崩す。欲を掻いて崩す方向を間違えると相手の中心力は復活しているので崩す事が出来ない。
 <ツボを突く>
 片手持ちの四方投げでは、指の母指を手首の拍動する付近に手を当てたが、手首に真ん中にある尺骨を真ん中側に母指の横で押すようにすると、相手の力が抜ける。
 また、魚際のツボを押しても丹田が上がり、身体の力が抜ける。
 ・空乱
 ・自由組み手
 ・裁き崩し復習
     
 〈感想〉
 四方投げを稽古する事により、頭で身体でその崩れる角度や方向、極めに持って行くまでを覚えるのだと館長が仰った。 四方投げは実戦では使わない技かも知れ無いが基本の技であるので、この四方投げを遣って行くと捌き崩し極めの技全てに応用出来ると言う事であると思う。
 自由組み手では、びびりつつも貰っても良いから中に入った。入った瞬間に貰って仕舞う。此処で無力化する理論を使う事が出来れば、何とか次が見えないかなと思う。四方投げの稽古有るのみ。
       
2006年10月10日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り、這い、壁登り、拳歩き
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・五本蹴り 
 ・捌き崩し極め
 ・空乱
 
 〈感想〉
  移動稽古で後ろ足が60°向くように心掛けた。油断すると適当に成って仕舞う。常に60°の向きであると力が前に行き易い。
       
2006年10月8日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・捌き崩し極め
 ・空乱
 
 〈感想〉
 捌き崩し極めの稽古では、今までの復習を行った。崩す方向に重点を置いた。
       
2006年10月6日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・捌き崩し極め
 ・空乱
 
 〈感想〉
  手の持ちに因って相手が身体が柔らかい場合でも、手が極まり、肘が極まり、肩が極まる。身体の柔らかい人は、腕で極められて居ない。飽く迄崩す事が大事。
       
2006年10月3日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・捌き崩し極め  
 <四方投げの応用>
  右組み手立ちから相手の右顔面突きを一歩引きながら、内から外に払い腕を肩に乗せるようにする。相手の中心力が戻らないようにずっと引きながら、急に反転し、相手の拳の指の母指を下向きにし、その儘お辞儀をする様にし、片手持ちの四方投げを行う。相手の腕を潜ろうとすると、中心力が復活してしまうので注意する
 ・空乱

 〈感想〉
  四方投げでは相手が大きい場合、相手の中心力を失わないように注意する。また、相手が小さい場合は帯一つ分小さく構えてから、足を合わせて中心力が復活する前に技を展開する。
 相手が柔軟性のある身体の場合、相手の手は抜け易いので、体を接近させるようにまた、相手の腕が自然に畳めるような腕になるような位置に身体を持ってくる。
       
2006年9月29日 京都出稽古

 

 


 ・捌き崩し極め  
 <基本的な崩し>
 相手が肩を掴み掛かった瞬間に相手の手首の指先側を固定しお辞儀する。膝から崩す様に「練り」を用いて胸で押す。この時、崩す方向を間違えたり、自分の中心軸を失うと相手は中心力が復活するので、一歩前に足が出たり、力が戻り動かなくなる。にして着いて来ないと相手の中心力は崩れない。
 又、相手が前屈立ちで膝の折れる角度を身に覚えさせる稽古では、相手の手首より指先側を固定、真横に足を出す。この時、ポイントは、前屈立ちと後ろ足が60°そして前傾すると膝から崩れる。
 相手によって崩れる角度が違うので、その膝の角度を見極める。指の母指
 <片手持ちの四方投げ>
  右組み手立ちで相手が正拳顔面順突きをする時、相手の手首から指先側を胸より高くに位置しながら、相手の腕を手の母指を地面に向けて行き、限界での所で反転し相手の腕を曲げる。そして、前を見て同側側の手の甲側に薬指と小指に力を入れながら、木刀を振るように下に下ろす。この時、反対側の手は開手にし中心軸が捻れないようにすると相手の中心力は失い易い。
 <腰投げ>
 相手の腕の内側を取れた場合、腰投げを展開するには腰を相手の腰に当てて行く。そして柔道の一本背負いの様な形にはなるが、決して身体に乗せるのではなく、相手を中心力を奪い背中滑り落とす。この時に取った手は地面に向けるようにし、腰は下から相手の腰にぶつけに行った方向に腰を振ると相手は滑るように落ちて投げたように見える。
 ・空乱
 
 〈感想〉
  捌き崩し極めの稽古で前屈立ちになる時、前側の足は母指に力を入れると地面と密着性が保てる。
 片手持ちの四方投げの基本では、手の持ちを意識し、出来るだけ指先側を持ち、人差し指は立てて行うと相手は手首が極まり易いので他の関節も極まる。
 腰投げで重要なのは、相手を背中を滑らす時に目線は下では無く、正面を見て背中を丸めない。下を見る人は柔道の気がある人で一本背負いの様な強引な技の展開が抜けて居ない。飽く迄崩す事が大事。
       
2006年9月26日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・捌き崩し極め  
 <手の持ち>
 相手の 拳を持った時、親指と人差し指には全く力を入れずに、小指、薬指を主に持つと拳を梃子にして極めるのが容易になる。道着を持つ際も同じで小指、薬指が引っ掛かるので相手の腕を取り易い。
 <体の寄せ>
  間合いが近くないとどうしても相手との距離があるので、技は強引になる。相手の中心力を奪う事が主であるので相手の丹田近くを触れる事が出来れば、相手は崩れ易い。
 又、顔面(首より上)をずらすと相手の中心力は崩れる。この時を見逃さずに次の技に移動する。
 <目線>
  四方投げなどを行う際、投げる方向を見て居るような余裕が有ると周りを見渡す事が出来る。見渡す事が出来る為には、絶対的な四方投げが必要であり、崩し投げる瞬間だけその場所を確かめ次の動作に移れるようにするのが理想。絶対的な四方投げは相手の中心力を崩した儘の状態であり、その中心力が戻って仕舞うと絶対的な四方投げは成り立たない。
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・五本蹴り(身体をもたれて)
 ・空乱
 
 〈感想〉
  手の持ちに因って相手が身体が柔らかい場合でも、手が極まり、肘が極まり、肩が極まる。身体の柔らかい人は、腕で極まらなければ身体全体で力を逃がす事が出来る。それを回避する為には末端から極めて行くと逃れようが無い。その位置を身体で覚えなければ成らない。
 五本蹴りを遣ったら、足全体が怠い。顔は曲げずに行えば、中心力を養う稽古であり、腹筋と蹴り力を上げる為の稽古である。きつい稽古ではあるが、遣った分だけ身になる稽古であると思う。
       
2006年9月24日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・空乱

 〈感想〉
 時間が無く、基本技だけの稽古に成った。
 前回の復習を稽古生が行っていた。四方投げと言う基本を身体に身に付けるには稽古有るのみ。
       
2006年9月22日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 <トンファーの受け>
 上段・中段・下段の刀に対しての受けは、相手の目線や膝の動きにより何処に打ってくるか判断する。
 ・捌き崩し極め  
 <四方投げ>
 相手の動きを絶対に止めない事、止める事により相手の中心力は復活して仕舞う。
 また、相手の重心が何処にあるか判断するとどちらに崩すのかが見えて来る。相手が一歩出る事の出来る方向や、耐える事が出来る方向では、中心力は崩れ難い。
 <一本足の不利>
 どんなに中心力を高めても2本立ちで両足で立つより、一本足の方が中心力が失われる。歩く時ですら中心力は崩れるので、その様な瞬間を狙う。
 <遠心力を用いた四方投げ>
 右組み手立ちから、四方投げを行う時相手を肘方向に落としたいが、踏ん張れる位置にある。この時相手の拳を上方向に向けて固定し、中心軸と同軸に持って来て肘を回して行くと相手は崩れる。
 ・空乱
 <摺り足>
 動く時は中心力を失わないように摺り足で丹田に力を入れるようにして動く。 
 
 〈感想〉
 柔道の足払いのような動作は、
中心軸 、中心力を失わせる動作である。大事なの事は、中心力を失わな事で、今までの足払いの様な動作も中心力が崩れる動作であると言える。
 相手の中心力を奪う為に腿を合わしたり、頭をずらすと中心力を失わせる事が出来る。その間合いで捌き崩しする感覚に慣れたいと思う。
       
2006年9月19日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 <双節棍>
 牽制の様な一撃も大きく相手に届く様に出す。
 ・捌き崩し極め  
 <四方投げの基本>
 右組み手立ちで顔面突き内から外に払い、その手を胸から下に下げず、人差し指を立てて手首の脈を計るように持ち、左手は掌を上にして添い手をする。自分の顔の前に相手の手を保持し相手の手首を引っ張った儘、相手の体が翻るまで前に進む。そして、左足が前に成った時に急に身体を反転させると同時に相手の手首を自然に持ち返る。相手は自分との間合いが近い程、中心力を失うので身体を寄せ、木刀を振るようにして脇を締め、右手の片手持ちにし、左掌を体軸進行方向に出し、前屈立ちで、相手を落とす。
 
 〈感想〉
 
中心軸の進行方向に手を出す事により、前屈立ちをしても中心力がずれない事を教わった。又、猫背では相手に力が伝わらない。軸を正し、前屈立ちも前足は進行方向、後ろ足は60度が一番力が伝わる。
 館長から自由組み手の様な展開からの技を見せて戴いたが、相手の佐久間さんがどんな形からも崩れて行くのは見事で達人技は基本が一切崩れて居ない。
       
2006年9月17日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・巻き藁突き
 ・練り
 ・上段回し蹴りの4段蹴り
 ・捌き崩し極め
  
 〈感想〉
  掴まり立ちの五本蹴りは、掴まっているので良いが空中では、足が重く感じて4本蹴りにした。腹筋と足の筋肉のバランス、柔軟性が必要だと思った。
       
2006年9月15日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・武器稽古
 ・壁登り
 ・捌き崩し極め
 <天地投げ>
 右組み手立ちで相手が 右顔面突きを突いて来た時、頭をずらさずに内から外に弾く様に捌く。足は一歩も引かず、前に出るようにして相手の顔面の顎を擦るようにして相手の体を開くようにする。
 <基本的な崩し>
 @ 自分の中心力を保つ為に前屈立ちにして中心力を崩さない。
 A 形の稽古の様に頭から横を向く。そうする事により、中心力は保たれた儘になる。
 ・自由組み手
 ・空乱
  
 〈感想〉
 
自由組み手では右腕が未だ自由が利かないので左組み手で立つ。この時右上段や右が空いているので蹴り込まれるが、左で捌く様にする。そうすると自分の体は自然に前に出ている。此が交差法の一端ではないかと思った。突き蹴り来た瞬間、避けようとすると中心力は必ず崩れる。此を回避する為にも前に出て先の先を読む様に動くようにしたい。
       
2006年9月14日 自主稽古

 
 ・基本技
 ・空乱
       
2006年9月12日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・武器稽古
 ・壁登り、練り
 ・捌き崩し極め
 <基本的な崩し>
 @ 右組み手立ちで相手が左肩を右手で掴んで来た時、その右手を左を固定、そして左手で持ち替え胸で押すようにして、相手を崩す。
 A 右組み手立ちで相手は右前屈立ちで左肩を右手で掴んできた時、その右手を右手で固定、左足を真横に出し、相手を右前方膝から崩れるようにする。
 B 右組み手立ちで顔面突きをして来た時、頭は避けずに内から外に捌く。その儘、上から下に相手の腕を持って行き、相手の腰に手を回す。腕を引っ張りながら、360度回転させ、天地投げの様に相手の顔下に手を回し、右足を中心力を保った儘出す。
 相手に間合いが近い程、相手の中心力をコントロール出来る。腿当てや腰に手を回したり出来るような位置を保つ。
・空乱
  
 〈感想〉
 
捌き崩し極めでは、基本を忘れて仕舞い、中心力もバラバラになった。如何に基本を見直さずに稽古しているかが分かった。
       
2006年9月11日 自主稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・片足で飛び石をジャンプ、上げた足で上段回し蹴り
 ・空乱
  
 〈感想〉
  左足が軸足より右足の軸足の方が、中心力が取れた回し蹴りが出来る。頭が曲がっているので中心力は崩れている。
       
2006年9月10日 特別稽古

 

 

 ・基本技
 ・移動稽古
 ・練り
 ・空乱
       
2006年9月9日 自主稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
  
 〈感想〉
  肘の脱臼の為、右手の引き手が未だ出来ない。
       
2006年9月8日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <腰投げ1>
  腰に相手との間にスペースがあると、相手の中心力を奪う事が出来ないので、崩すのは難しい。相手と密着する事によって、相手の中心力をコントロール出来るようになるのである。
 また、入り身投げとは違い、相手を背中越しに滑らすようにする。相手の拳は地面に向かって引くようにすると相手投げたかのように倒れている。
 <腰投げ2>
  腰投げ1同様に相手の中心力を奪う事が目的として居るが、相手に背を向けるのでは無く、相手に腿に自分の腿をあてがうことにより中心力を奪う。相手は立つことも座る事も出来ない状態する。喩えるなら、空気の椅子に座っているような状態を作ると相手の中心力は完全に奪っているので、其処からの技の展開をする事が出来る。
 <捌き崩しに前屈立ち>
 前屈立ちであると中心力は崩れない。自分の技が中途半端になった時、前屈立ちをして崩し切れてない部分を補うと相手は崩れる傾向にある。
 ・空乱
 ・自由組み手
 ・狭いスペースの空乱
  
 〈感想〉
  相手から近い間合いの方が中心力は余計に奪う事が出来る。体幹に近い方が、中心力の中心である丹田に近い。入り身投げのような腰投げ1でも、直接丹田の近くを触って居るような物であり、腿と腿を当てる事も同じ事が言える。
       
2006年9月7日 自主稽古

 

 


 ・基本技
 ・狭いスペースの空乱
  3分×2
 
 〈感想〉
 基本技の足技で頭が上下左右して仕舞う。移動稽古同様に中心力が失っている瞬間である思う。
 体の柔らかい人の動きを見ると頭を傾げる事もしない。その状態で中心力を保っている状態にあるので相手も分かられ難い動きである動きである。
       
2006年9月5日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・捌き崩し極め
 <流れる速い動きからの捌き崩し極め>
 相手の動きを止めずに運足や練りを用いて捌いて行く。流れの中で手を取った時に自在に対応出来るように稽古する。
 <肘崩し>
 右組み手立ちなら相手の右正拳顔面突きを左手で外から内に捌き、その手を固定して相手の肘を崩れる角度に落とす。
 <首投げ>
 右組み手立ちなら相手の右正拳顔面突きを左手で外から内に捌き、天地投げの様に顎を擦るように腕に巻き込み、崩す。
 <腰投げ1>
 右組み手立ちで相手の右顔面突きを内から外に捌く時、入り身投げの様になるがこの時相手の前に腰を入れる。そして、腕は引き肩で一瞬押すようにし、腰は螺旋を描くようにすると投げ技を掛けて居るように崩れる。
 <腰投げ2>
 何かの拍子で相手の懐に入った場合、相手の腰に自分の腰を当て、相手の腰を両手で支え腰を捻ると相手は倒れる。
 <相手の顔面突きに対する対応>
 相手が顔面を突いて来た瞬間に交わして、その腕を取りながら、手刀打ち、掌底打ちかのど輪を狙う。
 稽古では、手刀、掌底は相手の首を滑らすようにして相手の中心力を崩し、その儘捌きに入る。のど輪は相手の胸に軽く掌底をあてがう程度にする。
 ・空乱
 ・狭いスペースの空乱
  3分×2
 腕を広げた位のスペースの中で突き蹴り、捌き崩しの空乱を行う。練りや運足を駆使し行う。

 〈感想〉
 相手の中心力を崩す事、自分の中心力を正す事に尽きると今日の稽古で思った。
 狭いスペースの空乱では、体が柔らかい人の様に流れる様に、更に中心力をずれないで蹴る。このような蹴りを目指して稽古したい。
       
2006年9月4日 自主稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 
 〈感想〉
 移動稽古で頭が上下左右にぶれる。足腰が未だ未だ出来ていない。
       
2006年9月3日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・サンドバック突き蹴り
 ・練り
 ・巻き藁突き
 ・空乱
 
 〈感想〉
 通しを意識して移動稽古を行った。右肘が未だ伸びきらないので通しが出来なかった。詰まり、通しはこの一伸びで突くのだと認識した。
       
2006年9月1日 伝達式

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・捌き崩し極め
 ・自由組み手
 ・空乱
 
 〈感想〉
 伝達式では、館長から基本から見なおす事を告げられた。また、昇級する資格の無い者は、昇級審査を受けないように忠告があった。昇級は目標でもあるが、其れは日々の稽古の中の確認点でもあるのだから、如何に日々の稽古、努力が大事か考えた。
 
       
2006年8月29日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・形(吐きの呼吸)
 ・サンドバッグ蹴り
 ・空乱
 
 〈感想〉
  吐きの呼吸を多くすると痛んでいる体は、活性酸素を中和し回復が早くなると館長から教えて戴いた。転掌の形や立禅を行い、ゆっくりと吐きの呼吸を続けると頭がスッキリしてきた。
       
2006年8月27日 合宿二日目

 

 


 昇級試験
 
 ・体力審査
   逆立ち(28歩半)
   柔軟(おでこ)
   ジャンプスクワット(34回)
   拳立て(38回)
   V字腹筋(41秒)
 ・体力審査
 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形(平安五段まで、転掌の形)
 ・自由組み手
 ・筆記試験
  1.捌き崩しの基本
  2.平安初段、弐段の解説 
 
 〈感想〉
 今までで最も暑い合宿だったように思える。水分を摂れば体力も失うから疲れも早い。御父母の方が梅干しを一つくれた。塩気と酸味で体は活性化した。
 自由組み手では自分の傲りと油断から右肘を完全脱臼した。直ぐに館長が入れ違った肘を入れて下さった。殺法の中に活法を垣間見た瞬間だった。痛みもなく肘は填った。
 その後は稽古生の人が持っていた里芋湿布に青草をまぶして貼って戴き、みんなからの神霊治療を受けた。スポーツ空手なら救急車を呼んだ事だろうか?武道の中では日常茶飯事にこんな事が起こるのだろうが、自分の食生活と日々の思いを反省した。
 もう一度初心に返って稽古に励もうと思う。
       
2006年8月26日 合宿一日目

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 <三戦立ちの正拳中段内受け正拳中段逆突き>
 三戦立ちで構え、足を擦るように三戦立ちで一歩進む。その時、同時に正拳中段内受け、そして牽制をして正拳中段逆突きを行う。
 ・空乱
 ・武器稽古
 <雑草を斬る>
 雑草を木刀で叩き切るには、雑草に刀の歯側に当たった時に滑らすようにしないと綺麗に切る事が出来ない。
 下から上に切る時は更にスピードも速く、本物の刀の様に扱わな蹴ればならない。
 ・捌き崩し極め
 <相手の横で中心力を崩す>
 相手の首や顎を取ると中心力が崩れる。其れを向かい合った接近戦でも同じ事が言え、如何に相手の中心力を失わせ、捌き崩しの条件を作る。
 <実戦を考えた抜き>
 抜き手の稽古では、ただ抜く事しか考えていないので、抜いてからどうするか、相手にやられないようにするにはどうするか考えなければ成らない。
 ・受け身
 <前回り受け身>
 何か前に物を置いて飛び越えて片側半身で回るようにする。前を向いてその儘攻撃、反対向きに成るようにする。 
 ・形
 ・空乱
 
 〈感想〉
  常に実戦を考えて動きを加える事を考えたい。また、どんな場所、地形に於いても自分の力が発揮出来る所や、地形にも適合する中心力を身につける事が必要だと思った。
       
2006年8月25日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形
 ・サンドバッグ蹴り
 ・空乱
 
 〈感想〉
  合宿前とあって早めに上がった。形も何回も稽古して行く内に自然に体が動いて来る。そうすると他にも意識が行くので、何回も稽古して行く事は大切な事だ。
       
2006年8月25日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形
 ・サンドバッグ蹴り
 ・空乱
 
 〈感想〉
  合宿前とあって早めに上がった。形も何回も稽古して行く内に自然に体が動いて来る。そうすると他にも意識が行くので、何回も稽古して行く事は大切な事だ。
       
2006年8月22日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形
 ・サンドバッグ蹴り
 ・空乱
 
 〈感想〉
  神前に対し礼の仕方で最後立つ時でも、神前に向けずに一度足が正面を向く事を教わった。
 曖昧な事は、自分できちんと理解するまで放っては置けない。全身の至る所までをも意識を持たせたい。
       
2006年8月20日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形
 ・サンドバッグ蹴り
 ・転掌の形
 ・空乱
 
 〈感想〉
  転掌の形を館長から御指導戴いた。相手の腕の取りが上手く出来ないのと上から下に下ろす時、手刀を意識する事を気をつけようと思う。
 転掌の形では、手刀、掌底、貫手、弧拳、裏手刀などの技術が詰め込まれて居る。一つ一つを丁寧に覚えて行きたい。
       
2006年8月18日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形
 ・練り
 ・サンドバッグ蹴り
 ・空乱
 
 〈感想〉
  溜を意識してサンドバック蹴りを行った。溜を作るように意識すると最後に蹴りが加速する。体の柔軟性が内のでゆっくり蹴ると中心力を失う。
       
2006年8月15日 自主稽古

 

 


 ・基本技
 ・形
 ・空乱
 
 〈感想〉
 
形の稽古を行っていると普段の癖も出てくる。武道空手の中で癖は邪魔になる。基本に返って形の稽古も見なおす必要があると思った
       
2006年8月13日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・形
 ・空乱
 
 〈感想〉
  転掌の形があやふやで一緒に稽古したずっちゃんと意見が食い違った。
形の稽古は考えて行うと動作が遅くなる。身体に憶えさせた方が良いのかも知れ無い。
       
2006年8月11日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・形
 <転掌の形の順番>
 @ 不動立ちので十字切り。
 A 結び立ちで顔面の口元で左手を前にし、静かな呼吸でその儘下に下ろす。この時親指は見せない。
 B 吐きの呼吸で不動立ちの十字切り。
 C 左足を先ず60°に向け、右足前の三戦立ちをし、内八字立ちの様構える。この時、吐きの呼吸。
 D 左手はその儘にし、右手柔らかく相手の拳を内受けの様に取り、最後反対側に返す。
 E 吸いの呼吸で乳首横に掌底を構え、吐きの呼吸で下段の掌底。
 F 吸いの呼吸の
孤拳で顔面の位置まで持って来て、反対側に返す。
 G 吐きの呼吸で手刀の下ろし打ちを行う。
 H 吸いの呼吸の弧拳で脇を締めるように真横に持って行き、止まった所で返す。
 I 吐きの呼吸の手刀を横に打つ。
 J 左足前の三戦立ちで吐きの呼吸で構え、全て反対の手でD〜Iを行う。
 K 右足前の三戦立ちで吐きの呼吸で構え、全て両手を使い、D〜Iを行う。
 L 一歩引きながら、左足前の三戦立ち吐きの呼吸をし、左手を胸の前で構え腕の半分の位置に右の手刀を構える。
 M 右手を七時の方向に構え、左を上に構える。この時、右手は裏手刀なので親指を曲げ、左手は手刀なので、親指を横にくっつける。
 N 吸いの呼吸で両手を乳首横に持って行き、右手は下段掌底、左手は相手の顎の掌底を吐きの呼吸で行う。
 O 一歩引きながら、右足前の三戦立ち吐きの呼吸をし、右手を胸の前で構え腕の半分の位置に左の手刀を構える。そして反対手でM〜Nを行う。
 P 吸いの呼吸で乳首の横に抜き手を構え、吐きの呼吸その儘前に貫手を出し、手の甲と甲を最後にくっつける。その動作を2回。
 Q 不動立ちで十字を切って終わり。
 ・空乱
 
 〈感想〉
  形の稽古で三戦立ちを足下を見ずに足の親指と反対足の踵が一直線に成る事等、反復が必要だと思った。一つ一つの掌底、手刀、貫手など意味を理解して行わないと全く違った動きする事になるので気をつける。
       
2006年8月8日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 <前蹴り>
 蹴り側の出した足は、その儘落とさず出した所に戻す。
 <関節蹴り>
 しっかりと足を上げ、足刀で上から下に蹴り落とす。
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・形
 <裏拳>
 人差し指の拳頭が先当たるようにする。
 <前屈立ち>
 左足前の前屈立ちの腰が低くなるので注意する。
 ・空乱
 
 〈感想〉
 基本を逸脱した動きを何時の間にか行っている。移動稽古で館長からご指摘戴い た。一つ一つの突き蹴りの意味を見なおそうと思う。
       
2006年8月6日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・形
 
 〈感想〉
 体が柔らかい人の方がしなやかで綺麗な形に見える。兎に角、順番を先ず憶えないと先が見えない。
       
2006年8月4日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・練り、這い、壁登り、拳歩き
 ・形
 <平安五段のポイント>
 @ 右足前の後屈立ちの正拳中段内受けから牽制、一歩出て逆追い突き。
 A 左拳は乳首の横、その上に拳一個分空け正面を向く。
 B 同じ様に反対側の後屈立ちで同じ事を行い、正面を向き右足前の後屈立ち、正拳中段内受けを行う。
 C 右耳で腕を十字にし、左足前の前屈立ちをしながら、相手の蹴りを拳頭で受ける。
 D 手刀鎖骨打ちのような攻撃を頭に来る事を想定して、十字受けをし、その手刀を取り、胸元に持ってくる。
 E その儘、左の正拳中段突き、追い突きで右の正拳中段突き。
 F 前屈立ちで諸手受けをし、交差立ちから相手の顎を突き上げる時に後屈立ちに変える。
 G ジャンプして前に出ながら、地面に叩き付けるように気合いと共に突き。
 H 右足前の後屈立ちをし、左足を一歩踏み出し前屈立ちの膝下を手刀で払う。この時、左手は耳元で顔面防御。
 I 後屈立ちで拳を握り、蹴りの防御と右手は顔の後ろ側で45°に構え。
 J その格好の儘立ち、右の踵を中心に反転し、同じように反対側も行い極め。

 
 〈感想〉
 
平安五段が難し過ぎる。憶えられか心配なので稽古したい。
       
2006年8月1日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・空乱
 ・形
 <平安四段のポイント>
 @ 手刀の返しと手の指先は目線に置く。
 A 右の前屈立ち十字で拳頭を膝下に出す時は、相手の蹴りを拳頭で受けるように出す。
 B 裏拳と上段横蹴り。拳頭と腕の位置を真っ直ぐにしてスナップを利かす。
 C 前屈立ちの変形で顔面カバーと膝下のブロックでをし、顔面カバーと手刀顔面打ちの切り返しを行い、その手の間から相手を見て、上段前蹴り。
 D 足を交差し、裏拳。
 E 相手の髪を引っ張り上段前蹴り、牽制をして順突き、逆突きを左右。この時、相手を確実に突きに行く。
 F 足を戻し、後屈立ちを3回。
 G 左の膝蹴りをし反転、手刀回し受け2回。手刀は受ける時しっかりと返す。
 ・空乱
 
 〈感想〉
 
平安四段を殆ど忘れて居る。最初から憶え直し。
 形の色々な意味を理解し、確実に行って行きたい。
       
2006年7月28〜30日 元気学園特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 ・空乱
 
 〈感想〉
 海の中では中心力が無いとバランスを崩し波に飲まれて仕舞う。
 跳び蹴りは、踵は上向きになり、何を蹴るのかを頭に描くと蹴り易い。
       
2006年7月28日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古(閉足立ち)
 ・武器叩き合い
 ・練り、拳歩き、這い
 ・サンドバッグ突き蹴り 
 ・捌き崩し極め
 
 〈感想〉
 サンドバッグを突き蹴りして居る時に無駄な力を力任せに突き蹴りして居る時がある。
 基本に立ち返り、帯の前を掴んだりすると中心力を保ち易いが、力が入らない。その入らない分は力業であったと言う事になるので注意したい。
       
2006年7月25日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古(閉足立ち)
 ・武器叩き合い
 ・練り、拳歩き、這い
 ・サンドバッグ突き蹴り 
 ・捌き崩し極め
 <引く力>
  四方投げでは、相手の突きを呼び込む時に腕を引かないと相手の中心力は動いてくれない。左右、どちらか苦手な方があるとしたら、それは引き手が弱い場合が多い。引く時も相手の力を利用するのであって、強い力で引くのではない。肩越しから足の直角向きに力を肘に向かって添い手をすると相手が手前に来易い。
 ・空乱
 
 〈感想〉
 柔軟性の高い相手に対しては、崩れ切る位で技を掛けないと中心力が復活する。相手が突いて来ないで倒れない時は揺さぶりを掛け、注視力が消失した瞬間に技を掛けると極まり易い。その相手の中心力が何処にあるかで前に倒すのか後ろに倒すのか判断した方が良い。
       
2006年7月23日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・捌き崩し極め
 <肘崩し>
  四方投げは、肘崩しの技であると認識を変えなければ成らない。相手は倒れ無くないので如何に相手を崩すか、相手の中心力の動きを見ながら行う。相手の中心力を動きっぱなしにする事で相手の肘は肩付近からの誘いにより、重力を利用すると言う事を頭にいれなければ成らない。
 ・空乱
 ・骨法
 
 〈感想〉
 基本稽古をいとも簡単にこなす総本部の方々の基本稽古を見ると丹田付近が全然ぶれていない。詰まり、無駄な動きをして居ないと言う事に成る。
 自分の動きは、無駄な動きが多いから今の基本のスピードについて行けない。自分の腹筋の弱さもあるが、どうやってそのスピードの着いていけるようになるか考えなければ成らない。
       
2006年7月21日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・捌き崩し極め
 <中心力の移動>
  四方投げを基本として捌き崩しを行うが、その時、中心力の移動を止めない様にすると技は止まらない。
 突きを偶然に取った時でも、相手の動きを止める(突きの勢いを止める)と相手の中心力は復活する。相手が大きい時は、余計に相手の打撃を貰うとダメージが深いので相手の流れを止めると言う事は多大なダメージを貰う事と同等になる。
 相手の勢いを止めずに肘崩し、手の螺旋の招き、足の向きを考えながら、中心力の移動を考える。
 中心力は左右重心を変えると崩れるが、上下の動き、前屈立ちの前後の動きでは崩れない。
 大きい相手が倒れない原因は、其処にあり、中心力が崩れるから相手は倒れない。
 ・空乱
 ・自由組み手
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・空乱
 
 〈感想〉
   出来るだけ自然の力である重力を使うと相手は力が入らなくなる。その状態を作る事が重要であり、其れは誘いであり、肘崩しを心掛けると見えてくるような気がする。
 自由組み手で捌き崩し極めを生かす事を考えると相手の突きを払うのでは無く、捌く事、崩す事を考えなければならない。自由組み手では、投げようとする欲が出て仕舞う。飽くまで崩すのであって相手を捌き、崩すという事を考え無ければならないと思った。
       
2006年7月18日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・捌き崩し極め
 <中段回し蹴りの捌き>
  右組み手立ちで相手が左中段回し蹴りをする時、一歩出ながらブロックするが、その時、足は下段回し蹴りを捌く様に踵をお尻の穴に持って行き、手は相手が極めようとするポイントから1mmでも前に捌き、インパクトを避ける。そうすると相手に力は跳ね返る。
 その骨を掴みながら、相手の中段回し蹴りを跳ね返し、相手の左腿に自分の右腿を当てる。そうすると崩れ始めるが方向は相手の膝が曲がる方向に崩す。
 その応用で、ブロックしながら相手の左中段回し蹴りを左手で透かし、相手の足が下に落ちるように捌く。そして、練りに因って相手の太腿を捌く。
 ・武器稽古
 <木刀>
 木刀を振る時は右手に力を入れて振るが、相手を斬る瞬間に脇を締めるようにすると相手を瞬間に斬る動作になる。
 ・空乱
 ・自由組み手
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・空乱
 
 〈感想〉
 左の突きが直力を無視した足の向きが突く方向を向いていない突きに成っていた。左足の母指に力が入らない事もあるが、このような事から気を付けて行きたい。さもないと変な癖が付く。館長にご指摘戴いて良かった。
 また、前に出る突きを行う時、レの時立ち成っていたのを館長から御指摘戴いた。レの時立ちでは連突きが出来なく、動きが遅い。知らず知らずの内に基本が崩れて行く。基本は常に気にして自分の体に身につくまで繰り返さないと何回も同じ間違いを行うのだと思う。
       
2006年7月16日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <四方投げ、入り身投げの倒れる方向性>
  相手にの足先の向きに対し、90°で無ければ、力を使って崩している事になる。90°よりも広くても狭くても相手の中心力は戻る。実戦では相手の足先を見る訳に行かないので、相手の体の向きや目線でその方向性を体に身につける。
 ・空乱

 〈感想〉
 捌き崩し極めで上手く行かなかったら、何かが足りないから出来ないのであって、無理に遣らずに考える事が必要だと思った。
 体の柔らかい人に対しては縦横上下に揺さぶって、相手の中心力は失わせる必要がある。さもないと相手は中心力を復活させるの長けている人なので倒れる方向性を考える。
 また、小さい相手だと動きが速いので一歩足が出る。それに対しては自分が動き続け、相手を動かし続ける事、螺旋の中に巻き込む事を忘れない。
       
2006年7月14日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り、這い、拳歩き
 ・受け身
 ・捌き崩し極め
 <入り身投げ>
 相手の足先よりも内側に入り、自分の足の向きは相手の足に対し90°に位置する事により、中心力を保った儘、相手の腕を肩越しに押し、『てこの原理』で腕を地面に向かって押す。その時、自分の手は開手にすると力が入る。
 ・自由組み手
 ・空乱

 〈感想〉
 入り身投げで足を近づける事(腿と腿を合わせる)と相手の中心力を奪う事が出来るが、それだと自分の中心力も奪われ易くなる。今回教えて戴いた技であると中心力が崩れず、相手は一瞬上に浮くような状態になるのに驚いた。  また、物を上に上げる時はパー(開手)になり、下に下げる時はグー(閉手)になる。グーを上に上げると自分の腕すら重い。無双原理は、こんな所で展開できるのを知ったし、入り身投げが開手になる理由が良く分かった。  四方投げでは、【練り】のタイミングが遅いと相手は中心力が戻って仕舞うので相手は崩れない。
       
2006年7月11日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・捌き崩し極め
 <下段回し蹴りの捌き1>
 右組み手立ちで相手の左下段回し蹴りを右足踵がお尻の穴に着く位に捌き、一歩入り込んで相手の左足に右足で蹴上げをし、崩す。
  <中段回し蹴りの捌き2>
 右組み手立ちで相手の左中段回し蹴りを打って来る瞬間に相手の鳩尾に前蹴りの足が全面着くように捌く
  <中段回し蹴りの捌き3>
 右組み手立ちで相手の左中段回し蹴りを前に出るようにして捌く。この時、顔面に上段回し蹴りを打ってくる可能性もあるので顔面カバーし、一歩前に出て、軸足を蹴りを入れて中心力崩す。
 ・自由組み手
 ・空乱
 

 〈感想〉
  回し蹴り系を受ける時は、どうしても顔面が空きがちなる。また、前に出ながら捌いた方が中心力が乱れない。

       
2006年7月9日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・捌き崩し極め
 <足の向きと手の掴み>
 捌き崩しを行う際は、常に足の向きに注意を払い行う。また、手首を親指と人差し指を使わずに持つ事を主とすれば相手は崩れ易い。
 

 〈感想〉
  無駄の動きは極力辞めて、基本稽古を行う事を行うと中心力が上下左右に振れ難いし、体力も奪わないと思った。

       
2006年7月7日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器
 <六尺棒の回し方>
 片手を固定し、手の母指を上手く使いながら、掌を転がすようにし、片手は掴むのでは無く、支えながら上方向に補助するだけ。
 <六尺棒の手の倣い>
 棒は人差し指を補助して握るが握った時、掌の間に空きが出来る様にして持ち、人差し指を倣いにして突く。そうすると棒のぶれは小さい。
 ・武器叩き合い
 <木刀の握り>
 木刀は右手に力を入れる事。剣道では左手に力を入れがちだが、武道では飽くまで切る事を目的とするのでインパクトの瞬間に右手親指から人差し指に掛けての丁度柄の辺りに力を入れる。
 ・拳歩き
 ・練り
 ・捌き崩し極め
 <肘崩しの四方投げ>
 突いて来た拳を止めずに四方投げに移行する時、相手の肘は地面に向かって力を加えて行く。その時、相手の二の腕から肘にかけて誘いを入れると崩し易い。
 ここで注意しなければ成らないのが足の向きであり、足が片足でも向きを崩す方向に向いていないと相手の中心力は復活する。肘崩しの時は自分の脇を必ず締め、相手の肘を固定しながら、力を加える。そして、限界まで来た時に始めて螺旋を描くと相手は力が入らずに崩れる。
 <前蹴り(鳩尾に蹴り)の捌き1>
 右組み手立ちで相手が右前蹴りの時、相手の蹴りを右手が円を描くように内側から外側に掴むようにして捌き、練りを応用し一歩入って相手の右腿に自分の左腿を当てて後ろ側に崩す。
 <前蹴り(鳩尾に蹴り)の捌き2>
 右組み手立ちで相手が右前蹴りの時、右手を開手にし、相手の蹴りを横に弾くようにして捌き、練りを応用し一歩入って相手の右内腿に自分の左腿を当てて前のめりに崩す。
 <前蹴り(鳩尾に蹴り)の捌き3>
 右組み手立ちで相手が右前蹴りの時、出たがり足(中心力はその儘で足だけ動く)を作り、左手を開手にし、弾くように相手の外側から内側に捌き、一歩入って相手の右腿裏を自分の左腿で後ろから捌く。この時左手は相手の胸付近に当てると相手は崩れ易い。
 ・自由組み手
 接近戦では相手の突き蹴りの恐怖感があるので、中々入り込めない。技を大技にし、無理矢理力で誘ったら相手の上段回し蹴りを貰った。隙の出来た瞬間である。
 丁度、足を踏んだ状況に出くわした時、相手の中心力は自分が支配していると言って良い。相手の左側に居て相手の左足を右足で踏んでいる場合、相手の肩に手を掛け、首を倒れる方向に向きながら、しゃがむだけで相手は崩れる。
 <礼儀作法>
 稽古の最初と最後に正座をして礼をするが、神様に対しての礼は、手をくっつける様にして手の中に三角形を作り、頭を地面にひれ伏し、無防備な状態で礼をする。神様は肉体を持たないので、目で見るのではないので顔は上げない。
 目上の人の最敬礼は、45度の礼で目を合わすと敵対して居る事になるので合わせずに目線より下から乳首の上までをぼーっと見るようにし、掌の先は真ん中を5〜10cm程度空けて礼をする。
 同僚、後輩成って行く程、手の間は大きくなって行く。ただ、手を開手にしたりするのは、人を馬鹿にしている態度なのでやってはいけない。
 食事が乱れた人の礼は、脇が空いているのでみっともない。

 〈感想〉
  六尺棒の武器稽古で館長に言われて始めて気付くが、無駄の多い動きだった。掌を上手に使う事が重要だと思った。
 四方投げの稽古では如何に【練り】が大事なのか分かった。相手の肘崩しの四方投げを遣る時に自分の足の向きは崩れる方向ではなく、違う方向を向いて居た。ほんの少しの事なのだが、其処に気付くか、気付かないかでは全く違うし、反応みたいのもので体で覚えるしかない。
 礼儀作法では、改めて自分の認識の違いがあったのに気付かせて貰った。礼は低ければ良い物でなく、礼儀作法の中では、意味があり、館長がそれを行っている時は、格好良く様になり、礼儀作法の違いを感じた。
 箸が反対に置いてあるのは失礼なのではなく、左手で持って右手に持ち替えるからなるのだと始めて知った。もう一度見つめ直し、本当の意味の礼儀作法を知る事は大事な事だと思う。

       
2006年7月4日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器
 ・武器叩き合い
 ・捌き崩し極め
 <四方投げ>
 中心軸が斜めに成り、受ける事により、相手は突きも加速し同時に体も加速する。その状態から変わり身により、相手に遠心力を与えるか、螺旋を描くように巻き込む。螺旋を描く方法は、より中心力が必要になるように思える。遠心力を与えるには、相手の突きを止めずに受け流し、直角方向に力を加える事により、相手の崩れは加速する。
 螺旋を描くように崩すと相手は余りダメージが与えないで倒れる気がするが、研究が必要。
 <天地投げ>
 飽くまで崩すのであって投げるのではない。投げると言う欲が働くと相手に対し、不自然な力が加わる為、相手は中心力を戻し易い。
 だから、理想としては相手の突きを弾くようにし、相手の体を動かした儘、相手の顔を張るように顎を突き上げ更に中心力を失わせ、遠心力を働かせ崩すようにする。
 ・自由組み手
 相手が突きを出してくるが、気付いた時には、相手の中心力が戻っている。詰まり、自分の中心力が崩れて居るので、相手に中心力が増して仕舞う。その状態では、相手は技に掛からない。
 
 〈感想〉
  捌き崩し極めでは、帯一つ分、低く構える事が如何に重要分かる。捌き崩し極め稽古の中では、軸を固定し、切り替えた時に中心力を増すかのように体を陽性にし、縮むようにする時がある。この時、中心力の無い人は腰高で修正が効かない。腰が少しでも下がっていれば、練りに因って修正する事が出来る。
 また、自由組み手では、交差立ちにより相手と同調する事が必要であり、相手が出してからでは反応が遅く技に移行できないので、力になって仕舞う。矢張り、先の先を読む事が必要なのだと思った。
       
2006年6月30日 京都支部出稽古

 

 


 ・基本技
 <無駄の無い動き>
 京都支部長の動きを見ると一つ一つを常に気をつけて、突き蹴りを出すように思う。また、自分と違って無駄な動きが無かった。
 館長京都支部長の基本の動きは正確で、常にピンポイントで突き蹴りして居るかのように動く。
 ・移動基本
 ・空乱
 ・練り
 ・捌き崩し極め
 <練りの応用>
 練りの稽古を続けて行くと中心力が崩れかけた時、練りを思い出すと体を修正する中心力が戻ってくる。詰まり、練りに因って体の向きを変え、相手を倒れる方向に招くと中心力が保たれた儘、技を掛ける事が出来る。
 ・自由組み手
 <突き蹴りのスピード>
 ゆっくり動くと突き蹴りのスピードも遅くなる傾向にあるので、ある程度のスピードで無いと捌き崩しの稽古にならない。
 力任せに思いっきり突くのではないが、相手の捌き崩し稽古を行う為にも突き蹴りのスピードは変えるよりも、そのスピードに馴れ、捌き崩しのポイントを見極める事が大事だと思った。
 
 〈感想〉
  常に低い姿勢で運足や上下段払いを行う事により、突き蹴りする時、捌き崩しの時に中心力が崩れ難い傾向にあるように思う。
 捌き崩しでは 、常に中心力・中心軸を正す事が技を展開するのには必要だと思った。又、受身の稽古をこなす内に自分が痛くないポイントで投げられるようになると思った。
       
2006年6月27日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・練り
 <足の裏>
 練りを行う時、足裏を上げるのは紙一枚でほとんど上げない。
 ・捌き崩し極め
 <中心軸の傾斜と遠心力>
  中心力を持っていると体全体が傾いていても、中心軸は傾斜し、中心力を保つ事が出来る。四方投げで相手の突きを交わす時、ハンマー投げのように中心軸を傾斜させ、遠心力を相手に与え、体を切り替え四方投げに入る。
 <崩れた中心力修正と足の向き>
 入り身投げでは、中心力が大幅に崩れる時があるが、その時練りの理論を応用させ踵で足の向きを変え、体を真っ直ぐにすると中心力は復活する。
 然し、あまりにも中心力が崩れ過ぎると中心力は復活する前に相手の中心力が戻る。
 
 〈感想〉
  中心力の重要性をひしひしと感じた日だった。館長の動きを見ると軸が斜めに成っているだけで、中心力は全く崩れて居ない。
 捌き崩しでは強引になると中心力を失って居る事に気付かない。まるで少林寺拳法のような動き成っていた。少林寺拳法では相手を崩す事が出来ないのが良く分かる。
       
2006年6月25日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <足の向き>
  練りに因って鍛錬されて行く足の向きは相手が倒れる方向に向かっている。その方向を忘れると相手は倒れない。
 
 〈感想〉
  小林さんが来られ、先週習った捌き崩しを一緒に遣った。中心力が崩れると全く倒れなく成るのは変わらない。腰を当てていくと中心力は保つ事が出来るが、相手の中心力が勝ると自分の中心力は崩れ跳ね返される。
       
2006年6月23日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・受け身
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り
 ・捌き崩し極め
 <腕の寄せ>
  少ない力で相手の中心力を失わせるには、四方投げでも力に因って相手の肘を曲げさせるのではなく、手を開手にし、二の腕から滑らすように落として行くと相手は自然に崩れる。
 <腿の寄せと足の向き>
 腿を当てると相手の骨盤中心に在る丹田を動かす事になるので中心力は失う。また、天地投げや入り身投げでは相手に対し、足の向きを直角にすると自分の中心力は安定するので力を使わずして投げる事が出来る。
 <相手を動かし続ける>
 武道空手の突きでは完全に中心力を失わせるように突き蹴りする事はない。突きをしてきた瞬間に戻って仕舞うが、その動きを止めずに相手の手首を取れる事が理想で動かし続けながら、螺旋中に巻き込む事が出来れば、宇宙の法則により、体は持って行かれる。
 
 〈感想〉
  先週教わった内容を忘れ、何とか力で投げようとして仕舞って居た。館長が来てヒントをくれたがそれに気付かずに同じ事を延々に行っていた。相手が崩れ難い時などは相手の中心力がしっかりしてるのだから、左右に振ったり、相手の丹田を揺るがすように腿当てをすると中心力を失わせる事が出来る。
 矢張り基本に返ってやる事、館長の仰る事を忠実に守っているかを常に確認しなければ成らない。
       
2006年6月20日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <腿の寄せ>
  相手を崩しても倒れない時、腿を相手に滑らすようにして当てると相手は中心力を失う。また、中心力を保つ為には練りを利用した体が斜めに向いても丹田を動かさない事が必要。
 
 〈感想〉
  相手の腿に当てると中心力は失う。自由組み手でも如何に相手をそのような状況に持って行くかが大事だと思った。
       
2006年6月18日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <手首の固定>
 相手の腕を取れた場合、人差し指、親指を使わずに掴み手首を固定する。そうする事に因って自分の中心力は失わずに相手は体を寄せる事になるので崩し易い。

 〈感想〉
  相手の腕を取り、相手の手を地面に向けると恐怖感があるので相手は自然に流れて行く。
 入り身投げや天地投げなどに有効で相手の拳を下に向けさせる事が重要。
       
2006年6月17日 空手道大会

 

 


 【棒術の演武】<少年部>
 少年部3人よる棒の演武。二人が一人に対して攻防。棒の捌き、突き。二人が同時に攻撃して来る時など。
 【実戦に於ける形】<一般女子部>
 女子部3人よる「平安初段」、「平安弐段」、「平安参段」の形で実際の攻防でどんな有効性があるかを実戦の突き蹴りに対応した。
 【木刀の演武】<松井 依哉>
 袴姿で木刀の演武。刀を抜く時の友好的な攻撃。また、棒を木刀で切る様にしてスピードを重視させると木刀でも木は折れる。
 【捌き崩しで極める自由組み手と試割】<一般男子部>
 男子部4人よる自由組み手から捌き崩し極め。極め技に如何にして持って行くか、また、極める時の技。
 突き蹴りに因る板割り、棒蹴り。

 〈感想〉
  準備するまで稽古時間が少なかったが、何時でも向上心を持って稽古に精進しなければならない事を思い知った。
 試割なども常日頃から鍛えておけば、拳も割れる事もない。
 捌き崩し極めも技が甘くなって来た所で、受け身を取る重要性を知った。
       
2006年6月16日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・空手道大会の準備
 ・捌き崩し極め
 
 〈感想〉
  空手道大会の準備中心の稽古でみんなで復習した。
 捌き崩し、最後に極める自由組み手を行うが、相手が何が来ると分かっても反応できないのは相手もよりも少しでも先の先を読んだ捌き崩しを行わいて相手は倒れてはくれない。
       
2006年6月13日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・空手道大会の準備
 <上段回し蹴りの試割>
 前足底で蹴らないと板は割れないのは親指の母指を立てるような態勢が必要。
 ・自由組み手

 〈感想〉
  上段回し蹴りで板を割ろうにも前足底が当たらずに突き指して仕舞った。自分の関節の硬さとサンドバッグを蹴る時の意識が足らなかった。
 板を力で突く事よりもスピードを重視した方がスカッと割れる。詰まり、一点の集中力を拳頭や前足底に決めないと割れない。鎌や釘のイメージを作ると割れ易い。
 また、板が堅かろうが節があろうが、此は割れないと思った瞬間に拳頭や前足底は横ずれを起こして力が分散して仕舞う。
 飽くまで基本に立ち返り、予備動作のない突き蹴りの方が集中力が発揮できるのではないかと思う。
       
2006年6月9日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・空手道大会の準備
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り
 <壁登り>
 壁登りは初速の一歩で全てが決まるような気がする。右足の一歩目の時4歩出るが、左足の一歩目では3歩半位なのは、左足で踏み込む時の速度が遅い為であると思う。
 上段回し蹴りを蹴る際に表れて居て左軸足の時の右軸足より遅い。
 ・捌き崩し極め
 <入り身投げ変形>
 相手が右の顔面突きを突いて来た時、左手で内受けをしながら瞬間に体を一歩前にずらし相手の体が横にずれるように衝撃を与え螺旋を描くように手を捌く。

 〈感想〉
  入り身投げの変形は、実際の状況の中で有効な技ではないかと思う。相手の突きを内受けしながら、その手を自分の胸辺りに固定できれば、より倒れ易いような気がする。
 真剣に顔面突きを狙わないと技も中途半端になり、スポーツに成って仕舞うので捌き崩し極めの稽古の時はそう言う事をお互いに心掛けたいと思う。
       
2006年6月6日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・空手道大会の準備
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り
 <練り>
 練りを行う時、天井をボーと見ると蛍光灯の光が見える。この時に頭を振ってから体が捻転して最後に足首が回るようにするが、一定速度で回らないと蛍光灯の光が切れて見える。
 同速度もしくは加速度的に回ると体の軸もぶれずに回る事が出来るような気がする。
 ・捌き崩し極め

 〈感想〉
  空手道大会の準備に本腰を入れなければ成らない。今回は自由組み手から捌き崩し極めと板割り、棒蹴りをやる事になった。
 普段から拳頭や脛等を鍛えて居ないと中々やれる物でもないと思った。
       
2006年6月2日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 <運足>
 足を運ぶ時に体が上下しないようにする。
 ・空乱
 ・武器稽古
 <ヌンチャク>
 ヌンチャクをの木部分を真っ直ぐ持って棒のようにすると棒を突くように見せる事が出来る。棒を叩くのは短いので振っても意味がない。
 ・捌き崩し極め

 〈感想〉
  運足で体が上下して仕舞うのは、筋力がついて行ってないからである。限界と思われる所からもう一段下に腰を落とすと筋力が付く。最初出来ないが慣れるまで続けようと思う。
 ヌンチャクを二本纏める事で突いたり、受けも出来る事を御教授戴いた。未だ未だ足にぶつけたり手に付かない事もあるので武器にもっと慣れ親しんで行きたい。
       
2006年5月30日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り
 ・捌き崩し極め

 〈感想〉
  今日は館長不在の為か中だるみが多い稽古となった。少年部は遊び出すし、勝手な事を遣り出して仕舞う。注意できない自分も情けないが、普段の稽古に対する姿勢を物語っているからそうなるのだと思う。
 ぴりりとした緊張感を持って稽古に臨みたいと思う。
       
2006年5月28日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <入り身投げのポイントと順序>
 @ 正拳突きを外受けで外側に弾き、手首付近を親指を引っ掛けないで掴む。
 A 相手の肘より上側に三角筋を当てる。
 B 掴んでいる手首をバイクのスロットルと反対側に捻る。
 C 三角筋の所を意識し、一周り外側の円で力を加えるようにする。
 D 掴んでいる手首側を自分の腰部に大きい円を描きながら持ってくる。
 E 腕は出来るだけ上げっぱなしにする。
 F 中心力を高めお辞儀をするように前に屈む。

 〈感想〉
  私より腕の長い健司君とペアを組むと入り身投げは力業でやっている事がよく分かる。健司君は関節も柔らかいので、何か一つでもポイントと順序が抜けると倒れてはくれない。自分の周りの円はもっと大きいように回っている事をイメージして稽古を続けたい。
       
2006年5月26日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り
 ・捌き崩し極め
 <上からの打ち下ろしを突きを取れた場合の組み合わせ>
  約束組み手で相手が打ち下ろしの突きを外受けで受け相手の肘を曲げるようにして一度上に上げ、一気に下に螺旋を描きながらその儘下ろした後の組み合わせ。
 @ 運足で相手を進ませ相手の腕の裏で極める。
 A 運足で相手を進ませ相手の足が一歩出る瞬間を蹴上げ。
 B 運足で相手を進ませ相手の足が一歩出る所に腿当て。
 C 運足で相手を進ませ相手を左右に振るようにしてからの小手投げ。
 D 運足で相手を進ませ相手を左右に振るようにしてから、相手の喉を肘で巻き込むようにしての入り身投げの変形。
 <入り身投げ>
 相手の腕を外受けに取っても丁度内側を持てない場合が多い。その時は相手の腕を取った方をバイクのスロットを握るように回転させると極まって行く。其れから反対腕は三角筋で押し続ける様にし、取った腕は引き続けると無理なく倒れる。
 ・自由組み手
 ・空乱

 〈感想〉
  今日は入り身投げに変な癖がついて居て、相手は中心力が戻るので痛いだけの技に成っていた事に気付かせて戴いた。約束組み手での華麗な技を目指すなら、相手は痛くない。いざと言う時にはその延長線上で相手が受け身が取れないように崩すのが理想と考える。
 入り身投げは崩す方向も大切だが、相手を常に流動させて行くのが難しい。入り身投げは中心力を持ち続ける事が難しい技なので、ちゃんと出来るように成れば他の技にも反映されるのではないかと感じる。
       
2006年5月23日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <肘崩しの四方投げ>
 相手の脇を空けさせる事。相手が力のある場合、自分の脇を締め、中心力を増すように丹田に力を込め、しゃがむと相手は崩れて行く。
 ポイントとして相手を誘う事、左右に揺さぶりながら腕を取る事、自分の脇を締め、相手の脇を空ける事、肘を固定しながら相手の手首の螺旋を描く事、練りを入れる場合中心力が保たれるように踵で回転する事、相手を引き続ける事、手の持ちは親指で掴まない事が大切。

 〈感想〉
  移動稽古では、上段突きが相手の顔面目掛けると直力なので拳頭と手首肘が突いた時に直線に成るように注意したい。後ろ蹴りは、足を折り畳む事をどうしても忘れがちになるので気をつけたい。
 肘崩しの四方投げの螺旋に入ると受け身が取れないが、自分で倒れて行くと相手の為にならないし、自分も受け身の稽古にならない。受け身は前腕の屈筋群で取る事が出来れば最適だが、取れない場合は上腕三頭筋や三角筋でも取る事で痛みを和らげられる。肘で受け身を取るとダメージが残るので出来るだけ肘を避けるようにしたい。
       
2006年5月21日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・4本蹴り
 
 〈感想〉
  移動稽古では腰を最大限まで下ろして運足、正拳逆突きと行って行くが、低い姿勢を続けて行くと筋肉痛になって仕舞う。筋力が足りないのだと実感する。この稽古を続ければ、蹴り足が力強くなっていくような気がする。
 上段回し蹴りを蹴る時、どうしても片足なので取られ易いが、低い姿勢や騎馬立ちを中心とした稽古を行って行くと軸足のバランスと蹴り足が強く蹴る事の出来る傾向にあると思う。
       
2006年5月19日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・練り、這い、拳歩き、壁登り
 ・捌き崩し極め
 <体格の違い>
  体格が違うのなら、それに応じて技の掛け方も違ってくる。腕の取られ方一つで崩れ方が違って来るので、此は倒れる技の掛け方かどうかを体で感じなければ、力を頼って仕舞いがちになるので気をつけたい。
 また、相手が大きい時ねじ伏せようにも、この時は力に負けて仕舞い技を返される。こういう時こそ、原理原則に則り、螺旋、手の持ち、絶対的な角度を忘れない。

 〈感想〉
  バラコン運動を行って居る時、最大限に捻る時に手を開くと少しだけ捻る角度が大きくなるのに気付いた。相手と捌き崩し極めの稽古を行う時、大体が自分よりも小さい相手であるので力で技を掛けて居るのではないかと心配する。こういう時は、親指を掛けない四方投げに戻ると力では無い倒れ方を思い出す事が出来る。
       
2006年5月16日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <四方投げの肘崩し>
 肘から崩すが相手に因っては、間合いに入れない時がある。この時、練りを生かして踵を軸に足先を崩し方向に向けると相手は倒れる傾向にある。
 関節が柔らかい相手だと一歩踏み出して耐える事が出来るが、この時、相手を崩し頭が下がってから練りを加えると相手は耐える事が出来ない。
 <入り身投げ>
 入り身投げで相手が逃げ腰の場合は中心力が後ろ側にあるので普段通りに行うと極まり難い。中心力が後ろから前に移動するので相手は耐える事が出来る。その時は肘を空かせて後ろ側に倒すように入り身すると崩れ易い。
 

 〈感想〉
  現在の発展型の四方投げは、中心力を増した立ち方(棒立ち)の方が、技としては極まる傾向にある。膝を曲げると相手の力を膝で吸収して仕舞う。所が棒立ちだと相手の力が強ければ強い程、地面から跳ね返り此方が力を入れずとも、自身の力に因って崩れて行く。
 今の所、館長のように棒立ちで技を掛ける事が出来ないが、中心力が増すような稽古を繰り返し、相手の力を跳ね返すような技を目指したいと思う。
       
2006年5月14日 特別稽古

 

 

 ・基本技

 〈感想〉
 用事があり稽古不十分だった。基本技のみやって上がった。少しでも道場に来ると清々しい気分になれる。
       
2006年5月12日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・抜き
 ・捌き崩し極め
 <正拳突きを弾きながら崩す>
 相手が正拳突きで拳を外側に弾けた時は、相手の中心力は少なからず狂っている。其処を弾いた瞬間に相手を横に押し出すようにもう片方の手を二の腕付近から肘まで持って来て肘から崩すようにすると相手は転がる。
 ・自由組み手
 ・練り
 ・這い
 ・拳歩き
 ・空乱

 〈感想〉
  相手の中心力を揺さぶる事に因って右から左へ移動させる事が出来るが、タイミング良く技を掛けないと相手は倒れてくれない。其処には練りの技術が応用されて居ると思った。
       
2006年5月9日 伝達式

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・抜き
 <肘を取る抜き>
 肘を人差し指と親指を使わないで、掌で挟むようにして掴むと相手は力抜けて行くので腕を掴まれても簡単に抜ける。
 ・捌き崩し極め
 <肘崩しの四方投げ>
 四方投げで肘を空けるようにして捌くと相手は受け身が取れずに転がる。四方投げは肘を動かさないで固定し、手首だけ動かし、練りを加えるとより効果的。
 <入り身投げ>
 入り身投げでは、相手に遠心力を与え、自分は中心力を保つ事を心掛け、相手が一回り大きい円を回るような感覚で肩の三角筋で押して遣る。その時反対側の腕は引っ張り続ける事により、遠心力は加速する。
 <天地投げ>
 相手の勢いを止めない事を心掛け、突きをして来た時、相手を弾くように一周大きい円を相手の体が描くようにして相手の腕の陰側を上にし、相手の顎を上げるようにする。そうすると天地が成立し、投げ終わった時には天地が逆になる。だから、天地投げと呼ばれる由縁である。
 <相手の腕を両手で取れた時>
 相手の腕を抜くようにして下側に下げる。そこから相手を左右に振りつながら練りに因って四方投げ。
 ・練り
 ・這い
 ・拳歩き
 ・空乱

 〈感想〉
 稽古の後は伝達式があり、二級に昇級する事が出来たが嬉しい反面、益々稽古に精進しなければならないと思った。
 最後の館長のお話では、日々基本を研究する事と基本がない物は力に頼り、年老いたら技も出来ない。全ては基本にあると仰った。
 捌き崩しでは肘崩す稽古を行うが、中々上手く行かないが極まった時は相手は受け身が取れない傾向にある。
       
2006年4月30日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・抜き
 ・四本蹴り
 ・捌き崩し極め
 ・空乱

 〈感想〉
  入り身投げの基本を岐阜から小林さんが来たので繰り返した。遠心力をもう一回り大きく回らせる感覚を掴なければ、この技は簡単に掛かる技ではない。
       
2006年4月28日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・抜き
 ・受け身
 ・武器稽古(閉足立ち)
 ・練り
 ・這い
 ・拳歩き
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <相手二人に両腕を持たれた時の運足と抜き>
 二人相手に両腕を持たれた時、歩く様にして運足を踏むと中心力を失わないが、ステップする様にして歩くと腕は抜けない。
 <脇を締める事>
 両腕持ちされた時の抜きでも片手持ちあっても脇を締める抜け易い。自分の腕の肘を体に密着させ、誘いと捻りを入れながら抜くと今までよりも抜け易い。
 <母指を取る>
 母指を取ると中心力を失わせるので手の親指に触れるだけで途端に指に力が入らなくなり、腕の抜けが滑らかになる。足の親指の母指に於いても同じ事が言え、力が入らなくなる。
 <相手の脇を空ける事、捌き崩しの応用>
 四方投げ、入り身投げ、天地投げや小手投げに於いても相手の脇を空ける様にして相手の腕に力を加えると相手は膝からでは無く、お尻や肩から落ちる事に成る。
 相手が胸ぐらを掴んで来た時など、小手投げを採用するがこの時でも相手の脇が空くようにいなすと腕関節が柔らかい人でも倒れる。
 <陰陽の均衡>
 求心力と遠心力の関係は表裏一体であり、天地投げの様な技は自分は救心相手は遠心で均衡を取ると陰陽の差で相手は転ぶ。握り拳に対して開手で包むと小手投げのように持ちながら、持って行くと相手の握りは開き始め、その内に完全に開いた時には、相手は倒れている。
 ・空乱

 〈感想〉
 右肘を締めて左肘を空けても同じように均衡に因って、脇締めを保つ事が出来れば、相手を倒す事が出来るのには驚いた。此は陰陽の均衡の差に因る物だと思うが、凄いと思った。
 中心力のある館長は殆ど棒立ちで技を掛ける。私達には無理な技であるが中心力を極めている人は棒立ちでも保つ事が出来るのだと思った。
 今日は色々な技を見せて戴いて大変勉強になったが、最初は基本の抜きを完璧に出来るように遣って行きたいと思う。
       
2006年4月25日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・抜き
 ・受け身
 ・武器稽古(閉足立ち)
 <閉足立ちの武器稽古>
 木刀、六尺棒、トンファー、双節棍の武器稽古を閉足立ちで全てを行う。
 ・捌き崩し極め
 <相手が片手を引っ張って行く場合の抜き>
 相手が手首付近を持ち、片手を持って連れて行く時、相手と同調して一歩出て、相手の母指と自分の母指を擦り合わせる様に抜く。
 また、自分の胸で言霊を陰性の言霊(あの高音)を使い、開手にして上に上げても抜ける。どんな持ちに成っても、一歩出て誘いを入れてから抜く。
 <相手2人が両腕を両手掴んで来た場合の抜き>
 相手は前側に引くので抜きの下側に抜く場合と同様に螺旋を描きながら、抜くが此処で手の持ちが強い弱いがあり、どちらか抜きの弱い側から外し、裏拳や前蹴り、横蹴りをする。もう一方は、腕を持った儘の想定(不思議と引っ張って居る間は離さない。)で顔面突きや膝蹴りを同側で行う。
 <天地投げの発展型>
 天地投げは今まで膝下45°を意識してきたが、それとは関係なく相手が勢いよく鼻を目掛けて顔面突きをしてくる想定でその手を外側に弾き出す。弾いた瞬間にその手を自分から一回り大きく円を描く様にし、もう一方の手は相手の頬を張る様にして天地投げを行うと弾ける様に相手は転がる。
 <天地投げの失敗>
 天地投げを失敗すると相手には入り込めずに投げ技のように強引に相手の横に来て入ろうとする場合がある。この時、一突き目の腕は引っ張り続けた儘、相手と近い方の足を跪くと転がる。
   
 〈感想〉
 閉足立ちの武器稽古では、木刀、六尺棒は中心力を取り易かったが、反対にトンファー、双節棍は中心力が失い易い気がした。陽性の武器から陰性の武器に変化して行くので、陽性の武器の方が中心力を高め易い。
 抜きの新展開では、実戦を想定した抜きからの攻撃があったが、実際にどちらが弱いか判断する冷静さと瞬時に見極め最大限の力を発揮する攻撃を見いださねば成らず、相手の動きや呼吸に至るまで分かる事が必要だと思った。
 天地投げの発展型では失敗してもその状態から、技に入れると言うのは、此から役立てたい。
       
2006年4月23日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・四本蹴り
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・抜き
 <腕を相手が左右両手握って来る場合(下抜き)>
 相手が腕を持って来る時、必ず拳をグーにする。そして相手側で自分の手首よりも遠い側の手の母指の向きを感じ、手は開手(この時、手の開手は相手の掴んでいる指が開く様に手首を手の甲側に反って行く)で相手の母指の方向に向かって螺旋を描きながら、中心力を高めて抜いて行く。
 <腕を相手が左右両手握って来る場合(上抜き)>
 下に抜く側と同様に必ず拳をグーにする。下抜きと反対に相手の手首から近い側の手の母指の向きを判断し。開手にしながら、その母指の方向に向かって螺旋を描きながら、中心力を高めて抜いて行く。
   
 〈感想〉
 今日は岐阜から小林さんが来られていたので一緒に稽古をした。誰かに説明しながら抜きを遣って行くと自分のあやふやな天が見えてくる。実戦では両手を持たれる事が少ないかも知れ無いが、中心力を高めて瞬発力を発揮する為には、抜きは重要な稽古であると改めて思った。
       
2006年4月21日 昇級審査

 

 


 ・筆記試験
  1.直力とは?
  2.武道を宇宙の秩序に当て填めて答えよ 400字以上で表現
 ・基本技
 ・移動基本技
 ・形(平安四段まで)
 ・体力審査
   逆立ち(道場1往半)
   柔軟(おでこ)
   ジャンプスクワット(28回)
   拳立て(3本指32回)
   V字腹筋(30秒)
  ・自由組み手
 
 〈感想〉
 基本技では 日々の稽古で如何に研究するか大事だと思った。金的カバーや足の向き、戻しなど普段遣っていないと昇級審査のような緊張した場所では、その儘表れて来る。自分には御指摘が無かったが、特に今回は関節蹴りの金的カバーや振り突き等、脇が空いたり向きが違っていると思った。一から見直そうと思う。
 体力審査で前回に比べ、逆立ちは後退、柔軟性も変わらない。進歩するには、日々の補強が大事であると思う。
 自由組み手では 、後から写真を見て気付くのは、受け側の時に特に猫背に成っている。猫背であると中心力を損ねて仕舞う。前向きに胸を張って構える事が出来れば、相手に入り込む瞬発力を最大限発揮出来る筈なのにと館長から御指摘があった。此も常日頃の意識の問題だと思う。
       
2006年4月18日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・抜き
 ・自由組み手
 ・練り
 ・這い
 ・拳歩き
 ・壁登り
 ・形
   
 〈感想〉
 形で前屈立ちを最大近くまで行っていると蹴りが早く成ると館長が仰っていた。
 又、後屈立ちで手刀回し受けでは耳元から真上に出し、自分の目の前を体一個分斜めに横切る様に受けるのだと御指摘があった。この稽古をする事に因り、捌き崩し極めで腕が取り易くなり、実戦に使える物である。
 平安3段の最後の極めの前に相手の髪を掴む動作があるが、急に手を出すのでは無く、ふわぁっと自然に掴むと相手は警戒せずに髪を持てると仰っていた。
 一つ一つの動作に意味があるので、一つ一つを考えながら、理に適った動きを目指したい。
       
2006年4月16日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・四本蹴り
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・形
   
 〈感想〉
 移動基本を行う時、腰高になると上段回し蹴りなどが出易いが、蹴りに力が伝わらない。
 また、前蹴りからの上段後ろ蹴りは、態勢が崩れて仕舞う。中心力の無さと体重移動が出来て居ない。
 
       
2006年4月14日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・抜き
 <両手を持たれ上・下側に抜く>
  両手を持たれ、下側に抜く時は相手の上側の手の親指の方向に捻り、反対に上側に抜く時は相手の下側の手の親指方向に捻り抜く。又、中心力を高め瞬発力を発揮すると抜け易い。
 ・練り
 ・這い
 ・武器稽古
 ・壁登り
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・形
   
 〈感想〉
 移動基本で中段前蹴りから同足で上段後ろ蹴りを行う場合、大幅に踏み出したい所だが、動作が大きくなるので前蹴りが落ちた所に1ステップ、そして2ステップ目蹴りを出すと相手から分かり難そうだと思った。
       
2006年4月11日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・抜き
 ・練り
 ・這い
 ・武器稽古
 ・壁登り
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・形
   
 〈感想〉
 昇級審査も近いので形の稽古に熱が入る。だが、一寸油断をすると前屈立ち、後屈立ちが疎かになる。
 平安四段の基本を順に説明して戴いた。顔面への裏拳と上段横蹴りを同時に行う技があるが、身体の柔軟性がないと出来ない技だと思った。
 抜きは最大限に中心力を増した時に行うと抜け易い。
 
       
2006年4月9日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・四本蹴り
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・空乱
  
 〈感想〉
 四本蹴りの速度を一段階上がるように稽古しているが、そうすると中々、元の立ち姿勢に戻れない。中心力が狂っている。 
       
2006年4月7日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・練り
 ・空乱
  
 〈感想〉
 練りの稽古では踵を中心にして回るようにご指導戴いたがこの方が回り易いし、回転速度が増す。
 
       
2006年4月4日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動基本
 ・空乱
 ・練り
 ・這い
 ・拳歩き
 ・壁登り
 ・サンドバッグ突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 ・空乱
  
 〈感想〉
 中段前蹴りからの後ろ上段回し蹴りに移行する移動稽古では中心力が可成り狂って仕舞う。仮想の中心力を何処に持って行くか検討しようと思う。
 稽古が終わり、館長に呼ばれ本部の太郎さんの伯母さんの痛夜に出席した。館長は口利きをされ、その後体術と想念術のお話しがあったので大変為に成った。
 
       
2006年3月31日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 ・自由組み手
 ・空乱
 ・壁登り
 ・サンドバック突き蹴り
 ・自由組み手
 ・空乱
 
       
2006年3月28日 稽古

 

 


 ・基本技
 <騎馬立ち金的カバーからの中段逆突き>
 騎馬立ちの構えで順突き側の手は相手に掌を向け金的カバーをし、そのカバーを内側から回し、正拳中段逆突き、カバーの手は胸の横へ持ってくる。
 ・移動稽古
 <正拳上段3連突き>
  構えから、正拳順突きで3連突き、そして反対側も同じように行うが、この時、最後の突きは状態が相手に向き全体重が掛かるような突きにする。この時、音が立たないようにし、力が逃げないようにする。
 <正拳上段突き、突きに体を寄せ、正拳上段突き>
  正拳上段突きをし、突きをした拳はその位置に置いて自分の体を寄せ、もう一度正拳上段突きをする。
 <騎馬立ちからの中段外蹴りの受け、上段受け>
  騎馬立ちからの中段外蹴りの受け、上段受けの構えから体を練りのように体を持って行き、手は口の前に交差、同じように受ける。この時前側は60度位開いて置く。構えの姿勢は頭の位置は変わらない。
 ・捌き崩し極め
 ・自由組み手
 ・空乱
  
 
       
2006年3月25日 京都支部出稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 <上段の縦拳>
  上段に突きを突く時、拳を捻るようにして出すと遅いので、拳を縦に手首と拳頭を直線にして突くようにする。
 <正拳上段突き、正拳中段鍵突き、正拳上段逆突きの下突き>
  正拳上段突き、正拳中段鍵突き、正拳上段逆突きの下突きの順番でコンビネーション。
 ・捌き崩し極め
 ・自由組み手
 ・空乱
  
  
 〈感想〉
  自由組み手では京都支部の兵道部長とお手合わせして戴いた。兵道部長の間合いは、前回対戦した時は意識出来なかったが非常に近い。その中で捌き崩しを行うと言うのは拳が出てからでは遅すぎるので読みがあるのだと思う。
 下段中段回し蹴りで崩され、頭が若干下がった時に上段回し蹴りを貰った。その上段回し蹴りは近い間合いでも重く、完全に極まればノックアウトであったと思う。
 終わってからご指導戴いたが、帯一個分低く構える事、自分の上段回し蹴りは近い間合いでは全然怖くないし、抱え込みと一押しが足らないとアドバイスを貰った。
 突き・蹴り一つ一つの重みとその中で手数とコンビネーション、次からの自由組み手に生かしたい。体を柔らかくし、上段回し蹴りに迫力を持たせるようにする目標が出来た。時間は少なかったが、非常に有意義な稽古であったと思う。
       
2006年3月24日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 ・自由組み手
 ・空乱
 ・壁登り
 ・サンドバック突き蹴り
 ・自由組み手
 ・空乱
  
  
 〈感想〉
  壁登りで助走を付けて壁を登ると4歩目、5歩目が出てくる。この状態とスピードを体に憶えさせ、一回踏み込んで再現するようにすると3歩目が楽に出るようになった。一瞬の瞬発力が足りないから次が出ない。
       
2006年3月17日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・壁登り
 ・捌き崩し極め
 <四方投げ>
  四方投げは、周りを見渡せる程、四方に投げられるから四方投げであり、その為に脇を締め相手の腕を固める事が大事である。また、手の持ちが緩いと相手が中心力が戻り易いので倒れ難い。
 <手の持ち>
  親指の母指を使うと相手は力入って仕舞うから掴む時は指をかけずに母指の付け根と中指で挟むようにすると相手から余り持って居ないように感じる。
 相手の母指を持つ時、相手の人差し指と自分の人差し指が揃うように持つと相手を片手で牛耳る事が出来る。
 <指抜き>
 親指の母指を重ねて持たれた時、力が抜け何も出来そうに無いが、上側に捻りながら抜くと簡単に抜ける。
 ・サンドバック突き蹴り
 ・自由組み手
 ・空乱
  
  
 〈感想〉
  腕を持ち、下に落としながら相手を膝から前に崩す技があるが、腕が抜けるように落とすと力抜けて居る。また、腕を押し広げる事を忘れると相手は中心力を未だ持っている。押しただけでも駄目で、広げるだけでも駄目。相手が落ち始めたら、数歩進んで相手が腕が極まる位置に持って来ると力を使わずして崩れる。
 自由組み手では相手が中間距離より、接近戦の方が上段回し蹴りが見え難い。相手が近いと全体的に見えないので反応が遅れる為だと思う。肩を中心として全体的に見る事が必要だと思った。
       
2006年3月14日 海岸稽古

 

 


 ・基本技
 ・捌き崩し極め
 <極め>
  相手の腕の裏側を取って極めた場合、尻を上げると相手は未だ逃げる余裕がある。腕、肘、手首と極めて行く。最後は指先だけで極まるように相手を押さえつける。肩よりも上部に手首があると極めの度合いが厳しくなる。
 ・自由組み手
 ・空乱
 ・壁登り
 ・サンドバック突き蹴り
  
 〈感想〉
 壁登りでは足を歩ませる登るイメージが必要だと思った。状態を徐々に起こすので瞬発力を増し、背筋も鍛えられ稽古ではないかと思う。
       
2006年3月12日 海岸稽古

 

 


 ・基本技
   
 〈感想〉
 足場が悪いと突き蹴りが遅くなる。中心力が崩れているからそうなる訳だと思うが、地形に合わせて稽古するの大事だと思った。
       
2006年3月10日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <四方投げでの持ち>
 四方投げで相手の 腕を取った時、指で押し、そして広げる。更に脇を締める事により、相手は中心力を失うので倒れ易い。また、手の親指の母指の向く方向に招くと相手は力が入らないで崩れ易い。
 <相手が腕を両手で取った時の抜け>
  相手が腕を両手掴んで来た時、掌を開き相手の手の母指の向く方向に捻りながら下側に押すと手が抜ける。ここで誘いを若干上に誘いを掛け、集中力を発揮し足の親指の母指に力を入れて一気に抜く。
 ・自由組み手
 ・空乱
 ・壁登り
 ・サンドバック突き蹴り
  
 〈感想〉
 今回、館長の実技による腕の抜けは、速すぎて何が起きているか分からなかった。また、二人掛かりで館長の腕を全力で持っていたが、力が入らなくなり、すんなりと抜けたような気がした。中心力を増すと言うのは、力に関係なくスピードと一点の集中力が極まっている瞬間だと思った。
       
2006年3月7日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・武器稽古
 ・サンドバック突き蹴り
 <正拳中段突きの軌道と中心力を保つ事>
  前屈立ちの緩い姿勢から正拳中段突きを打つ時、どうしても右拳が曲がる傾向にあった。館長から御指摘を戴き、サンドバックに対し前足が真っ直ぐに向いていなかった。その為、力が分散し捻りが加わって居た。
 ・壁登り
  壁に向かって不動立ちに立ち、壁から1mに満たない所に位置する。一歩地面に踏み出し、壁を出来るだけの歩数を登る。
 ・捌き崩し極め
 <四方投げ>
 四方投げで相手の正拳突きを内から外に払い、腕を取るが反対の腕を取った時も同じように脇を締めるようにして崩れる方向を考える。
 <入り身投げ>
  相手の腕は取れたが、懐に入るのを失敗した時に腕を引っ張った儘、腰を相手に密着させる。此処で帯一個分低く入り、膝を曲げた状態から伸ばすと相手は投げるようにして見えるが、実際は崩れ倒れる。
 ・自由組み手
 ・空乱
  
 〈感想〉
 今回、稽古のメニューの中に取り入れられた壁登りは、見た目よりも遙かにきつい稽古であり、中心力を養う為にも蹴りのスピードが上がる為にも重要な稽古と言えると思う。30本やっただけのなのに筋肉痛に成った。
       
2006年3月5日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・捌き崩し極め
 <腕の押し広げ>
  相手の 上から突きを捌き肘を曲げるようにして逆L字にし、練りと同時に一気に引き落とす技があるが、この時腕の押し広げる事により、相手は中心力を失うので前側に膝から崩れる。
 ・1mmの受け
 ・サンドバック突き蹴り
 ・四本蹴り
 ・空乱
  
 〈感想〉
  岐阜から小林さんが来られていたので、捌き崩し極めのを中心に稽古を行った。基本の一般的な四方投げを数多く稽古した方が、自分の身になるのを感じた。基本があっての他の技の展開であり、それなくしては捌く事も出来ない。
 腕を押し広げでは、円に近い物を楕円にすると言う事なのか、何故か中心力を失い、足の親指の母指に力が入らない。だから転げ易くなる。
 1mmの受けでは中段回しを蹴って貰ったが、殆ど貰いまくった。反対に前向きに正拳は跳ね返す事が出来た。此の違いが1mmの受けを習得するヒントかも知れ無い。それにしても腎臓部が痛んだ。
       
2006年3月3日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・サンドバック突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <四方投げ>
  相手の 動きを加速させるような動き、相手の動きを止めない事が大事で止めると相手は中心力を取り戻す。四方を見渡せ、四方に投げる事が由来であると館長から教わった。
 技を掛け始め、相手が中心力を失った瞬間に脇を締めると相手は力が抜け易く、中心力を失う。
 ・自由組み手
 ・空乱
  
 〈感想〉
  館長から運足で下がる時に足が棒立ちでレの時に成るのが多いとアドバイスを戴いた。足が揃った瞬間に下段の強い選手なら足を取られ、倒れて仕舞う。又、上段回し蹴りをし、その後 、特にそうなっている。此からの課題にしたい。
 自由組み手では、相手に合わせて交差法により右組み手立ち、左組み手立ちを変えてみた。そうすると相手が何を出して来るか体が反応し易いように思う。また、呼吸も相手に会わす事に因り相手の突き蹴りのタイミングを計る事が出来るような気がする。
       
2006年2月28日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・サンドバック突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 ・空乱
  
 〈感想〉
  同じ四方投げを掛けて居る筈なのに状況が違うと相手は倒れない。基本に返り、足の方向に目を向けると全然倒れる角度ではない。何かが欠けても相手は倒れないのだから、その時は基本に返る様にしたい。
       
2006年2月26日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・四段蹴り(左右100本)
 ・サンドバック突き蹴り
  
       
2006年2月24日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・サンドバック突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <四方投げ、入り身投げ>
  相手の腕を 取る時、腕を押し広げるように開くと相手は力が抜けるその瞬間に一気に詰める。また、腕を切り返し相手の裏側から極める場合は相手の腕に正座で乗るようすると、相手は動けない。順番に二の腕、肘、手首という具合に極めて行くと最終的に指だけでも極める 事が出来る。
 ・自由組み手
 ・空乱
  
 〈感想〉
  久し振りに稽古したような気がしたが、少し遣らないだけでも感覚は鈍って来る。自由組み手ではノックアウト寸前だった。もう一歩前に入り込んで捌き崩しを展開したい。
       
2006年2月21日 秋田早朝稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・マラソン
  
 〈感想〉
  周りが雪の壁の中、稽古するのはとても清々しい気分になる。雪の壁に前蹴りしたが、つま先を前足底にすると突き刺さって行く。此もまた、此処でしか出来ない稽古だ。
       
2006年2月17日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・サンドバック突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <入り身投げ>
  相手の腕を極めるようにする事、崩しの瞬間に出した手を前側に出す事、中心力を保つ事、膝下45°の方向に仕向ける事など全てのどれが欠けても成立する技ではないの再認識した。
 ・空乱
 
 〈感想〉
  捌き崩し極めの稽古では、自分より大きい相手を想像して行う事をしなければならないが、どうしても力を頼って、無理矢理倒す事を考えて仕舞う。入り身投げでも基本に立ち返り、技を繰り返す事、手の持ちなどを駆使して相手に力を抜けるようにする事を目標に稽古したいと思う。
 また、倒す、投げるでは無い事、相手を捌き崩す事を踏まえて技を掛ける事を頭に入れたい。
       
2006年2月14日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・サンドバック突き蹴り
 <上段回し蹴り>
  体の柔軟性を上げれば、利き足と反対が上がるようになる。利き足の方が力強く蹴る事が出来るが、利き足が軸であると早く蹴ることが出来る。然し、コントロールは定まらない。
 ・捌き崩し極め
 <相手の中心力が後ろにある時>
  四方投げで相手の中心力が後ろにある時は、体重移動は自分側にして来ないので、無理矢理力で崩す事になる。崩す事を目的にするので、相手の足の角度を見て常に膝下45°を意識すると四方投げに引き寄せるのではなく、後ろ方向に崩すと相手はお尻から落ち易い。
 <入り身投げの切り返しから相手を極める>
  入り身投げから相手が捌き崩し後倒れた時に、相手の腕に足の母指を立て腕を極める。または相手の腕に正座をする。この時、相手の肩より上側に腕を持って来て、それと同時に相手の指を持ち、曲げながら極めると相手は動けない。
 ・自由組み手
 ・空乱
 
 〈感想〉
  捌き崩し極めに於いて諦めずに技を掛け、それでも駄目な時は切り返しを常に考えて遣っていると相手が一瞬動きを止めて仕舞う。そうなると相手は、中心力を得て仕舞い、相手は崩れ難い。
 自由組み手で突きのラッシュを受けて居る時、前に出る事が出来ずに受けだけに精一杯になって相手が中心力を失う瞬間を見失って仕舞う。本当なら、中心力が失う瞬間なので、チャンスではないかと思う。反対に前に出て捌けないかを次は挑戦したい。
       
2006年2月12日 特別稽古

 

 


 ・四本蹴り
 
 〈感想〉
  佐久間さんは最初に来て稽古されていた。私は四本蹴りしか出来なかったが、頭を動かさないように顔を曲げないように、構えを足幅を広すぎないように注意して行った。力を入れすぎるとモーションも大きくなる。
       
2006年2月10日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・サンドバック突き蹴り
 <順突き>
  サンドバックに対し順突きを稽古していくと自然と逆突きも出来るようになる。順突きは助走無く突くので力が入り難い。また、逆突きは順突きに腰の捻りを入れるだけの突きである。
 <中段横蹴り>
  中段横蹴りはサンドバックに対し、近い方の足で踵を中心にして、踵は上向きに蹴る。足は足刀に成っている事を心掛け、足を折り畳み最短距離で足を招く。
 ・捌き崩し極め
 <四方投げからの切り返し>
  相手の突きに対し、腕で受けた場合に反対の手を開手にして肘の内側に固定、極めた儘投げる技があるが、相手の手が反対向きになり、極めが解けて行く場合がある。この時、肘を相手に当てるようにして腕を上げて行くと相手は極められ、膝から崩れる。入り身投げは相手の懐に入る技なので中々入れずに中途半端になる場合がある。
 ・空乱
 
 〈感想〉
  上段回し蹴りや横蹴りなどの蹴りを出す時に構える歩幅が大きすぎると2段モーションになり、蹴りが来るのが分かって仕舞うと館長から御助言戴いた。前屈立ちを意識する余り、知らずに歩幅が大きくなり、大事な要素であるゆったりした構えを忘れた居た。
 最後、健司君に因る回し蹴り系の蹴りの為の見本を見せて戴いた。回し蹴り系は為を如何に為、しなるように足を出す事により相手から見えない角度で足が出てくる。最初は膝から出る様にし、膝から2段ロケットが出るように後発でしなり脛よりした、足首が出る様にすると回し蹴りは相手から見え難い。
 四方投げの切り返しで相手の腕を掴み損ねても極めてある部分の角度は保持しないと手が解ける場合がある。ほんの少しの角度で相手は倒れる方向があるので其れを早く見つけ出す事も大事だと思った。
       
2006年2月7日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・サンドバック突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <入り身投げからの切り返し>
  入り身投げは相手の懐に入る技なので中々入れずに中途半端になる場合がある。その時に先ず、相手の腕を肩で押す。それでも駄目なら、自分の体重を掛けるようにして相手を巻き込んで行く。然し、この場合自分も転んで仕舞うと言うリスクがあるので、腕を持ち替えて小手返しのようにして相手の腕を極めて行く。この時、開手にし腕を輪切りにする様に腕の円に添って上げて行くと自然と相手は崩れて行く。相手に中心力が戻らない様に腕を引っ張りながら練りを加える。
 <四方投げを極める>
  相手の突きを捌き、自分が一回転して行う四方投げで相手の後ろに回れない時、持っている腕に対し、肘を上げて行くと極めが強くなる。その儘、極めた儘にして足の角度を考えて相手を転がす。
 ・空乱
 ・自由組み手
 ・空乱
    
 〈感想〉
  入り身投げからの切り返しなどは常に相手の崩れる方向を見極めて行く必要がある。汗で手が滑ったり、相手の手が上手く取れない時など、切り返しは重要な捌き崩し極めである。相手の転ぶ角度を足を見ずしてその方向に体を持って行く事が出来れば良いが、最初は転ぶ角度に体を持って来ると言うのが大事だと思った。
 体の柔らかい人や自分より中心力が低い位置にある人などは体を転ばない様に体を持って来る事が出来るが、その時、タイミングが重要で力を使わずして倒す為には、相手の出る足よりも早く体をいなす事が出来るか、螺旋の円の中に巻き込む事で相手は倒れる傾向にあると思った。
       
2006年2月3日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・サンドバック突き蹴り
 ・捌き崩し極め
 <極めてからの誘い>
  四方投げにおいて、相手の手を持つ事が出来、相手が技に掛かった状態で手や腕が極まる時がある。その時に誘いを掛けるようにして、相手を押したり引いたりし、一気に下に落とすと相手は受け身を取る事が出来ない。螺旋の動きに加え倒れる前の状態で有効である。
 <相手の顎を浮かす>
  天地投げや巻き込み投げの時、相手の顎を浮かす事が出来れば相手は中心力を失う。その瞬間に螺旋を描き、相手の足を見て親指の母指を浮く方向に相手の体を持ってくると倒れ易い。
 <実戦での捌き崩し極め>
  相手の攻撃に対し、的確に受ける事。その状態でも相手の中心力を失わせる事を頭に入れる。受けながら相手の中に入り、手や腕、袖、首などの取れうる所を取り、相手の中心力を更に失わせる。力を入れて投げに入るのでは無く、中心力を失わせ事で相手を倒れる方向に導く。
 ・空乱
 ・自由組み手
 ・空乱
    
 〈感想〉
  四方投げや巻き込み投げ、天地投げなども技の中に誘いを入れながら行うと相手は受け身を取れずに倒れて仕舞う。飽くまで力を入れない事、基本の突きの受け、蹴りの捌きを繰り返しながら、相手が中心力が崩れる所で勝負を掛ける。受けながらも相手の中心に入る事により、相手は中心力も失わせ易いし、そこからの技も展開出来る。

 しかし、蹴りの強い相手や手数の多い相手に対しては捌くのがやっとで、そこまで実際に入り込むには大変だし、勇気が要る。捌きの時に如何に相手を崩すか、そして崩れた瞬間を見逃さずに入っていけるかを心掛け、試してみたい。
       
2006年正月31日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・捌き崩し極め
 ・空乱
    
 〈感想〉
  武器の叩き合いの時にタイミングがずれて当たる時があるのは、的確に相手の動きを読んでないからであり、中途半端に手加減をすると逆に怪我すると思った。
       
2006年正月27日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・捌き崩し極め
 ・空乱
    
 〈感想〉
  今日は館長が居られなかったので今までの捌き崩し極めの復習を遣った。最近教わった事でも体に身について居ないので中々思い出す事が出来ず、苦労した。
       
2006年正月24日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・捌き崩し極め
 <色々な方向に対する正拳突きの受け>
  相手が打ち下ろしの正拳突きや鍵突き等を遣ってきた時、受けの手は開手にして相手の腕に対して直角、もしくは角度をつけて叩くようにすると内側でも外側の受けでも相手は痛がる。
 <下段回し蹴り、中段前蹴り、中段回し蹴りの受け>
  相手が技を繰り出して来た瞬間に足の踵がお尻に付く程上げる。この時、足は前足底にすると筋肉が硬く保つ事が出来るの相手の蹴りを貰っても痛くない。タイミングが良いと相手に力を跳ね返す事が出来る。
 また、手は開手にして回し蹴り系の蹴りに対して握り拳半分程腿から外に出すと相手の蹴りを跳ね返す事が出来る。
 ・自由組み手
 ・空乱
    
 〈感想〉
  今日教わったような受けであると相手はダメージを負うので相手は次が出し難くなる。また、蹴りを捌く手段として今回の受けでは自然と体が前に出て行く。だから、次の攻撃に移り易いので相手が中心力を失ったら捌き崩しを行うチャンスと言える。
       
2006年正月22日 特別稽古

 

 


 ・サンドバック突き蹴り
 ・空乱
 ・四段蹴り(左右100本)
 ・自由組み手
    
 〈感想〉
  四段蹴りの上段後ろ蹴りでは回し蹴りのようにならずに直力で真っ直ぐ蹴る事をご指導戴いた。膝と膝が空き、蹴りが大雑把に成っていた。基本に立ち返ると後ろ蹴りは直力、自分で改悪していた。直力で蹴ると自分のバランスが悪く、中心力が保つ事が出来ない。此からの課題にしたい。
       
2006年正月20日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・武器叩き合い
 ・捌き崩し極め
 <四方投げ変形、巻き込み投げ変形、天地投げ>
 技を掛ける時、自分が力が入っていると相手も力が入る。また、中心力を保つ事が出来ないと相手は倒れる事はない。
  ・四方投げでは動きを止めない事と相手の膝の角度を足の出方を見てその方向性を決めると投げ易い。でも注視してしまうと目線が下がるので相手は警戒する。
  ・巻き込み投げの変形では相手の首を取るが天地投げのように開手にして始め天に掌巻き込み始めで手を返すと倒れ易い。大きい相手を倒す場合は取れれば相手の腰に手を当て上に少し上げると相手は中心力を失うので倒し易い。
 ・天地投げにおいても相手の動きを止めずに加速するような形で行うと投げ易い。掌は天地を向け、相手の腕を引っ張る事を忘れない。
 ・自由組み手
 ・空乱
    
 〈感想〉
 捌き崩し極めでは兎に角中心力を崩さない事と練りが大事で、相手の動きを止めない。臨機応変に相手の足の出方向きを考えながら倒す。
 自由組み手では極めの瞬間に蹴りが入って耳を切った。自分の油断から来るものだが、極め の瞬間が一番気合いを入れなければならないと思った。良い勉強に成った。
       
2006年正月17日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・武器稽古
 ・捌き崩し極め
 <打ち下ろしの突きからの入り身投げ>
 @右組み手立ちで相手は打ち下ろす様に順突きをし右手で捌き相手の腕を掴む。
 A反対側の手で相手肘が上がるようにL字巻き込み、腕の上四涜の当たりの外側を親指を当て拡げ持ちをする。
 B誘いを入れ、相手を一度下に落としてから、練りと同時に回転して引っ張る。そして、相手を腕を極めるか相手の腿に足を当て腕を引いて中心力を失わせる。
 ・自由組み手
 ・武器叩き合い
    
 〈感想〉
  移動稽古では蹴りの時に前屈立ちが全然出来て居なかった。突きを行うようにして前屈立ちを行うと蹴りが出来ない程疲れる。前屈立ちをしっかりと遣りたい。
 捌き崩し極めでは相手が打ち下ろして来た時の腕を反対側から取り、入り身投げのようにして腕を引くと相手は地面を舐めるようにして腕は極まっている。腕を上に上げれば上げる程腕の極めは大きくなる。
       
2006年正月15日 特別稽古

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・空乱
 ・四段蹴り(左右100本)
    
 〈感想〉
  時間が無く、四段蹴りを行ってから直ぐに上がった。四段蹴りでは、軸足が利き足の方が足の運びがスムーズに行く。反対側の足はどうしても軸足が浮いて仕舞う時がある。後ろ蹴りの時、横蹴りはしっかりと蹴る方向を見たい。
       
2006年正月13日 稽古

 

 


 ・基本技
 ・受け身
 ・捌き崩し極め
    
 〈感想〉
  受け身を行っている時、後ろ回り受け身が基本とは違った動きをして居た。後ろに回るようにしても決して頭をつかないようにして回り、腕で地面を叩いて直ぐに構えるようにする。
 四方投げの基本をベースにして四つの投げ方を行った。では時間が無く、四段蹴りを行ってから直ぐに上がった。四段蹴りでは、軸足が利き足の方が足の運びがスムーズに行く。反対側の足はどうしても軸足が浮いて仕舞う時がある。後ろ蹴りの時、横蹴りはしっかりと蹴る方向を見たい。
       
2006年正月10日 稽古始め・伝達式

 

 


 ・基本技
 ・移動稽古
 ・捌き崩し極め
    
 〈感想〉
  三級に昇級した。嬉しい反面、稽古に臨む気迫を高めようと思う。また、神棚を前にして神事でも行ったが、もう一度、一年の計を立てると身も心も引き締まった。
  捌き崩し極めでは、四方投げの復習。館長にお手本を見せて貰うが、微妙な角度や螺旋を描く軌道が全然違う、中心力が全くぶれないので身体が殆ど動かないし、崩しからの螺旋、添える手の角度がその儘ずれる事が無い。
 四方投げの変形では相手の腕をロックしてその儘投げる技は完全に決めた状態で中心力を高めないとそう簡単に出来る技でもない、稽古が必要だ。
       
2006年正月元日 神事

 

 


 ・基本技
 ・ステップからの上段回し蹴り(左右30本)
 ・ステップからの連突き10本(左右30本)
 
 〈感想〉
 館長の御話しでは尊い思いで平和願ったり、一年の計をこの元旦の日に立てると言う意味が神事にはあると仰った。
 年が変わり、身も心も引き締めてこの一年を精進させて戴こうと思う。

 

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